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7月4日 記念日に添えて: 子供や若者に激増する向精神薬処方 - これは学校側からのプレッシャーなのか 

Longitudinal_trends.jpg

Longitudinal trends in the dispensing of psychotropic medications in Australia from 2009-2012: Focus on children, adolescents and prescriber specialty.
(オーストラリアにおける2009年から2012年の間の向精神薬調剤の長期的傾向: 子供、若者、および処方者の専門領域に焦点を合わせて)
Aust N Z J Psychiatry. 2014 Jun 13. pii: 0004867414538675
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24927734

アブストラクト
目的: 2009年から2012年までの間の抗うつ薬、抗精神病薬、およびADHD薬物療法の調剤における長期的傾向を患者の年齢、性別、および処方者の専門に従って調べた。
特に小児、および若齢成人に対する向精神性処方の変化傾向に関心を持った。

方法: 政府助成による抗うつ薬、抗精神病薬、ADHD用薬剤の調剤データを、厚生局の維持するデータベースから入手。
結果を処方箋の数で表した。

結果: 4年の研究期間にわたり、抗うつ薬、抗精神病薬、およびADHD用薬剤の処方は、それぞれ16.1%、22.7%、26.1%の全体的増加を示した。
最も急速な割合で増加したのは10-14歳の小児に対する抗うつ薬と抗精神病薬の処方(それぞれ35.5%と49.1%)で、ADHD用薬剤の処方は20-24歳で最も急速に増加していた (70.9%)。
幼少期には調査した薬物類すべてにおいて男子への投薬が多かったが、成人への抗うつ役の処方は、その三分の二が女性患者に対するものであった。
最も一般的に処方された抗うつ薬は年齢によって異なり、以下の通りである:
フルオキセチン(3-19 歳)、デスベンラファキシン(20-24歳)、ベンラファキシン(25歳以上)。
リスペドリンは最も一般的な抗精神病薬として15歳未満の小児に投与され、若者と若齢成人(15-24歳)にはクエチアピン、成人にはオランザピンが処方された。
メチルフェニデートは、25歳未満の人に対する最も一般的なADHD用薬剤で、成人にはデキサンフェタミンが最も一般的であった。
抗うつ薬、抗精神病薬のほとんどはGP (訳者注 (専門医ではなく)一般開業医、一般医) によって処方され(それぞれ89.9%と70.6%)、ADHD用薬剤の大部分は小児科医(59.1%)による処方であった。

結論: 2009年から2012年の向精神薬処方の激増には特定年齢層の注目すべき特異的傾向がある。
治療指針の一般的順守は明らかであるが、抗うつ薬セロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)処方の急増、中程度の精神的苦悩のある人に対する過剰投薬、また確実なリスクとベネフィットのプロフィールがないにもかかわらず強力な向精神薬が若年層に使われることが増ふえていることには懸念が存在する。   

━━━━━━━━━━━━━━━━━━


このオーストラリアと「寸分違わぬように」と、西田淳志氏(東京都医学総合研究所)や岡崎祐士氏(都立松沢病院)らが中心となり、三重県津市、豊里中学校の生徒を対象にして行われたのが精神医療の早期介入実験である。

事の経緯が丹念にまとめられた力作、「ルポ 精神医療につながれる子供たち」(嶋田和子著)によると・・・


「とくに三重県津市では、学校をベースとした早期介入システム構築のための試験が市内の中学校(市の教育委員会を通して厚労省に推薦されている)を舞台に平成19年から行われ、このシステムは「津モデル」と呼ばれるようになった。
 それは研究報告書によると「アウトリーチ型コンサルテーションによる学校精神保健支援」といわれ、実際には次のような流れで行われた。
 まず早期支援チーム (三重県立こころの医療センター内に設立されたユースメンタルサポートセンターMIE内に設けられている) からPSW(精神科ソーシャルワーカー) が学校に派遣され、養護教諭の保健室活動を支援、学校側が設けた特別支援委員会 (校長、教頭、養護教諭、特別支援コーディネーター、スクールカウンセラー、学年担当者、スクールソーシャルワーカーによって構成) にも参加して、要支援の子供たちの把握と相談を行う。医療支援が必要と判断された場合は、親権者の同意を得て、ユースメンタルサポートMIEの多職種支援チーム(医師、PSW、心理士、看護師などで作られるチーム)が訪問相談、診療を行う。つまり、医療関係者が学校に出かけていく(アウトリーチ)という方式である。
 また、卒然授業としてメンタルヘルス啓蒙授業を生徒に対して行い、さらに教師向けの啓発・研修、父母への後援会等も実施している。」

「学校をベースとした「津モデル」において、注目されたのは保健室である。研究では、まず何らかの不調を訴えて保健室にやってくる生徒に対して、そこに常駐する精神保健福祉士(PSW)がさりげなく介入し、心の不調を聞き出した。そして、これはと思う生徒に対して、PLEsの質問項目や、PRIM-J(「心のリスクチェックシート」と呼ばれる一種のスクリーニング)を使用して評価を行う。その後、臨床心理士と看護師による面接、医師の診察、早期介入チームによる継続的なフォローアップという手順で、精神医療につながれることになる。
 おそらく、この手順が今後学校で増えていくことになるのではないだろうか。・・・」
KAKOsan



その後日本では「学校に精神科医を常駐させよう」と、話はさらに進んでいるようだが、子供や若者に対する精神科薬剤の乱処方がすでに大きな社会問題となっているアウトリーチ発祥の地、イギリスからは今後の展開を予想する興味深い「言い訳」が聞こえてくる。

"Doctors under pressure to label bookish children as mentally ill" ― THE TIMES
「本好きの子供には精神疾患のレッテルを ― プレッシャーのかかる医師たち」
the_time.jpg
http://www.thetimes.co.uk/tto/health/news/article4125848.ece (オリジナル 有料)

http://nhsreality.wordpress.com/2014/06/23/doctors-under-pressure-to-label-bookish-children-as-mentally-ill/ 



「新たに英国王立精神科医学会 (The Role of the Royal College of Psychiatrists in Psychiatry ) の会長に就任したProfessor Sir Simon Wesselyによると、「リタリンやプロザックなどの向精神薬が大量に乱処方されてきた責任は精神科医にあるのではない。

精神科医はこうした薬のリスクを十分承知しており、慎重に処方しようとする。しかし、それを妨げるのは親や教師、あるいは支援団体からの「精神疾患」の診断を求める強いプレッシャーである。

抗うつ薬やADHD薬の安易な処方が激増したのは、社会がそれを求めたからであり、本当に薬によってベネフィットを得る人が求めた結果ではない。

10年でADHD薬の処方が3倍、抗うつ薬が2倍に膨れ上がっているが、これは単に病気が増えたとか、うまく病気を発見できるようになったからでという理由では説明がつかない。

人の正常な問題の医療化は医師たちが起こしたものではなく、レッテルをもらうことで利益を得る患者、家族、学校教師、家族会などの支援団体・・・つまり社会が求めた結果である・・・・

かつては「本の虫」とか「変わっている」、「恥ずかしがり屋」と呼ばれた正常な子供たちまで医療の対象にすることに反対しているのは精神医学である。

学校は「問題児」を抱えてもどうにか対処するしかないが、「ADHD」という診断さえつけばアシスタントが付く。問題児が多ければ多いほどリソースが豊かになる。そういう学校や教師からのプレッシャーこそが向精神薬の大量処方を生んでいる。」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本の現状は?

先の「三重県立こころの医療センター」を例にとれば、院長自らが中学校に出かけ、「心の授業」を行っている。

薬剤師やPSWは企業で「メンタルヘルスの出前講演」。
 近隣開業医にメンタルヘルスチェックシートを配って回った精神保健福祉士。
中学校に常駐したスクール・ソーシャルワーカーも「教師には精神疾患に対する理解が足りない。啓蒙が必要である。」という意識である。

日本精神神経学会が「精神科専門医の教育・研修を行う英国唯一の専門家団体」とするこの「英国王立精神科医学会の会長」によれば、こうした行為こそが子供や若者に向精神薬をばらまくことになるのではないか。

先ごろ開かれた「第110回 日本精神神経学会」でも、西田淳志氏や、岡崎祐士氏らによるシンポジウムの演題は「精神保健・医療に関する若者のリテラシー」である。
しかし彼らが腐心するのは、決して心に問題を抱える若者などではない

「具体的成果が報告できないと、審査会でかなりつっこまれる」
「予算獲得のために、競争相手や官僚をいかに説得するか」
「成果が出ない時は商売敵から激しくたたかれる」・・・・

アンチスティグマなどと善意に身を隠してはいるが、若者に精神疾患の意識を植え付け、いかに研究費を獲得するかの目的が透けて見える。 


愛媛の笠医師のホームページには、このようにある。

「さて、この親切そうな出前授業だが、目的が何かお分かりだろうか?
研究予算の獲得には、文字通り「研究」が必要である。
そうでなくても、製薬会社からの献金(研究費)をせしめるには、薬のヨイショをせねばならない。

 欲しいのは、新鮮な献体である。
分かりやすく言えば、発病して間もない、「精神病」患者・・つまり子どもが欲しい。

 いきなり、東大病院を受診する人は少なく、それでは「研究」にならない。
だから、マスコミ、ホームページなどを通して、カモを漁るのだが、
もっと手っ取り早いのは、学校と直接繋がることである。」



精神医学の「カモ」は、言い訳に使われる学校教師や家族会でもある。



― 7月4日 記念日に添えて



参考ソース

原文

(1)
Longitudinal trends in the dispensing of psychotropic medications in Australia from 2009-2012: Focus on children, adolescents and prescriber specialty.

Abstract
OBJECTIVE: Longitudinal trends in the dispensing of antidepressant, antipsychotic and ADHD medications from 2009-2012 were examined according to age and gender of patient and prescriber speciality. Of particular interest were changing trends in the prescription of psychotropic medications to children, adolescents and young adults.

METHOD: Dispensing data for government-subsidised antidepressant, antipsychotic and ADHD medications were obtained from the database maintained by the Department of Human Services. Results were expressed in terms of number of prescriptions dispensed.

RESULTS: Over the four- year study period, the dispensing of antidepressants, antipsychotics and ADHD medications showed overall increases of 16.1%, 22.7% and 26.1% respectively. The most rapid percentage increases in antidepressant and antipsychotic dispensing occurred in children aged 10-14 (35.5% and 49.1% respectively), while ADHD medication dispensing rose most rapidly in those aged 20-24 (70.9%). Dispensing to males was more common during childhood for all investigated classes while two-thirds of adult antidepressant prescribing was to female patients. The most commonly prescribed antidepressants varied by age and were as follows: fluoxetine (3-19 year olds), desvenlafaxine (20-24 years) and venlafaxine (>25 years). Risperidone was the most common antipsychotic dispensed to children under 15, quetiapine to adolescents and young adults (15-24 years), and olanzapine to adults. Methylphenidate was the most common ADHD medication in those aged under 25, and dexamphetamine the most common in adults. Most antidepressants and antipsychotics were prescribed by GPs (89.9% and 70.6% respectively), while the majority of ADHD medications were prescribed by paediatricians (59.1%).

CONCLUSIONS: Dispensing of psychotropic medications increased markedly from 2009 to 2012, with notable age-specific trends. General adherence to treatment guidelines is apparent, yet concerns exist regarding rapid increases in serotonin noradrenaline reuptake inhibitor (SNRI) antidepressant prescribing, the likely overmedication of persons with mild psychological distress, and the increasing use of powerful psychotropic medications in younger populations despite uncertain risk-benefit profiles.

© The Royal Australian and New Zealand College of Psychiatrists 2014.


(2)THE TIMES
Doctors under pressure to label bookish children as mentally ill

Drugs such as Ritalin and Prozac have been massively abused because of the desire to label problems as medical disorders, said Professor Sir Simon Wessely, who takes over as president of the Royal College of Psychiatrists next week.

Huge rises in the use of antidepressants and drugs to treat attention deficit hyperactivity disorder (ADHD) show that they are being given too freely in response to social pressure and not to those who could really benefit, he said.

Professor Wessely also criticised the prejudice against mental health among other doctors, adding: “You could not have designed a health service less able to join up mind and body, physical and mental, than the health service that we’ve had in the past 20 or 30 years.”

The use of ADHD drugs has tripled in a decade and the use of antidepressants has doubled. Professor Wessely said that this was unlikely to be explained purely by more disease or better detection…

“Certain behaviours carry stigma and there’s less stigma if it’s associated with a disorder. Often it’s about the avoidance of guilt. You get obvious pressure from parents: we’ve all been to middle-class dinner parties where so many parents seem to say their kids are mildly autistic and yet they’ve just got into Oxford. And you think, ‘I don’t really buy that one’ . . . It’s interesting that many of these disorders are more common in the private sector of education.”

He added: “When did you last hear a kid called bookish or shy? At what point do those normal traits become social phobia or Asperger’s, or when does a naughty kid become ADHD? Now those are socially defined, and where psychiatry sits on those is often not where the public think.

“We are the most conservative in those areas because we know how awful autism is, we’re the ones who don’t want to extend the boundaries to include every shy, bookish, odd child. It’s psychiatry which is against the medicalisation of normality.”

Arguing that there are “perverse incentives” in the system, he said: “The more children that are labelled ‘special needs’, the more resources a school gets. If you just have a difficult kid in your classroom, you’ve just got to cope. But if you have a kid with ADHD you might get a classroom assistant. So you get pressure from teachers…”


(3)DAILYMAIL
Doctors say parents and schools are pushing them to label children who are just shy or bookish as mentally ill•Overbearing parents are pushing GPs to dish out drugs for treatment

•Professor Sir Simon Wessely, says there is a growing trend to medicate

•Drugs such as Ritalin and Prozac are now common place

•However, the child may not have a disorder at all, according to an experts

A worrying number of shy and book smart children are being labelled as 'mentally ill' by doctors who  are under pressure from parents to give them a diagnosis according to a top psychiatrist.
Professor Sir Simon Wessely, the new head of the Royal College of Psychiatrists says that there is a growing trend of medicating normal traits in children by the insistence of overbearing parents.
Pushy parents are getting GPs to prescribe drugs such as Ritalin and Prozac to treat serious disorders creating a huge rise in antidepressants and drug use among young children.

Along with mental health diagnosis, one of the most commonly medicated disorders is attention deficit hyperactivity disorder (ADHD).
If a child is seen as being overactive, but does not necessarily have ADHD, he could be prescribed drugs, Professor Wessely said.
He told The Times: 'Certain behaviour carry stigma and there's less stigma if it's associated with a disorder. Often it's about the avoidance of guilt.

'You get obvious pressures from parents: we've all been to middle class dinner parties where so many parents seem to say their kids are mildly autistic and yet they've just got into Oxford. And you think 'I don't really buy that one'...

Around three to seven per cent of children, or 400,000, are believed to have ADHD in the UK, with many being prescribed drugs to try and improve their concentration at school.
According to recent figures, the use of ADHD drugs has tripled over the past decade and antidepressants usage has shot up too.
Professor Wessely said that it is becoming less common for children to be labelled as 'shy' but they are more likely to be branded as having a social phobia or a behavioural problem.

And even schools are benefitting from mislabelling pupils, says Professor Wessely, as the more special needs children in a school, the more funds they'll get.

However, some experts claim that many disorders have no merit at all, and are in fact, made up.

Paediatric neurologist Dr Richard Saul, based in Chicago, believes that ADHD simply ‘doesn’t exist’ and is being used as a mask for less serious problems.

Dr Saul argues that children are being misdiagnosed.

‘ADHD makes a great excuse,’ Dr Saul said in his book, ‘ADHD does not exist: The truth about Attention Deficit and Hyperactivity Disorder.’

‘The diagnosis can be an easy-to-reach-for crutch. Moreover, there’s an attractive element to an ADHD diagnosis, especially in adults - it can be exciting to think of oneself as involved in many things at once, rather than stuck in a boring rut.’
Echoing Dr Saul's views, a group of researchers from Australia and the Netherlands said in November that the diagnosis of ADHD may have become too broad.

A wider classification of symptoms for ADHD in the psychiatric ‘bible’ used by the profession has led to a steep rise in diagnosis and prescriptions for medication, the study warned.
The group of researchers said there was now a risk of over diagnosis which could fuel scepticism about the disorder.
In addition, stretched resources may mean some seriously affected children do not get medical help, or they are undertreated.

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精神医療が医療であるために

An Evidence-based Mandate for A New Standard of Care

Harrow + Wunderink + Open Dialogue = An Evidence-based Mandate for A New Standard of Care
ハーロウ + ウンダーリンク + オープン・ダイアログ = EBM(科学的根拠に基づく医療)の求める精神医療の新基準
Robert Whitaker
ロバート・ウィタカー
July 17, 2013

オランダ人研究者、レックス・ウンダーリンクの新しい研究は、正しいことを行い、患者に最善を尽くしたいという思いがあるなら、抗精神病薬使用のプロトコルを変更する必要があることを精神医学が認める時に来ていることを示している。今の基準では、現実的には精神障害と診断されると全員が継続的な抗精神病薬を服用することになるが、これは明らかに長期的な機能回復の機会を減らすものである。

このウンダーリンクの研究は、まさにそれがランダム化デザインされたものであるがゆえ、大きな説得力を持ってマーチン・ハーロウの長期転帰に関する研究を補完するものである。加えて北部フィンランドのオープン・ダイアログを実践する医師らの報告する結果は、もし精神医学が主にハーロウやウンダーリンクの研究結果に基づいて抗精神病薬使用のプロトコルを修正するなら何が可能になるかについて、データに基づいた判断を提供している。

これら3つの研究がしっくり一体となり、処方基準を変更するエビデンスに基づく説得力のあるの根拠がいかに形成されるかを述べてみよう。

イリノイ大学医学部の心理学者であるマーチン・ハーロウは、統合失調症もしくは軽度精神病のいずれかに診断された145人を15年間フォローアップしたプロスペクティブな自然的研究。患者全員が最初に抗精神病薬による治療を受ており、その後一定の間隔で患者の具合を評価、抗精神病薬の使用を追跡調査した。ハーロウの数多い発見の中に、統合失調症患者に関して以下の3つの重要な結果がある。

•15年の終わりに、抗精神病薬の服用を止めた統合失調症患者の回復率が40%であったのに対し、抗精神病薬を服用していた患者では5%であった。ハーロウの回復の定義には、機能的要素 (就労しているか、まともな社会生活が営まれているかなど) が含まれ、この機能的要素が、服用を中止した群のほうで回復率が高かった主な理由であった。抗精神病薬を服用していた患者が臨床的には症状の寛解を経験していた可能性はあるものの、社会の中ではうまく機能できていなかった。
•2群 (抗精神病薬を服用していた統合失調症患者と、していなかった統合失調症患者) の転帰の相違は、2年と5年の追跡アセスメントの間に生じていた。2年のアセスメントでは、転帰にさほど目立った違いは認められなかった。
•服薬を中断した患者がいったん安定すると、その後の再発率は非常に低かった。10年、15年の両追跡では、抗精神病薬の服用を中止した患者のほうが、服薬している患者よりも精神病症状を経験することがはるかに少なかった。
20年の結果を発表したのち、ハーロウは明白な問題を提起した。抗精神病薬は長期転帰を悪化させるのか? ハーロウの結論は、少なくとも統合失調症患者の中には抗精神病薬の服用なく長期にわたって良好な状態を保つことのできる患者がおり、薬剤使用のプロトコルはその可能性を認める必要があることは明らかであるであった。

ハーロウの研究は、統合失調症患者に対する現在の医療基準に明らかな異議を唱えた。しかし、一般的な常識や処方基準の擁護に熱心な側は、彼のこうした発見をはねつけた。「彼の研究は自然的研究であり、無作為研究ではない。故に、より良好な転帰をもたらしたとされる自発的に服薬を中止した患者には、もともとそういう特質があった可能性がある。結果の相違は抗精神病薬がもたらした何らの「害」によるものではない。」

さて、私の個人的な考えでは、ハーロウの発見はこのように片づけられることはできない。なぜならば、彼の研究の患者サブセットすべてにおいて、抗精神病薬を中止した患者の転帰が (全般的に) 著しく優れていたからである。もし仮に薬が本当に有益なものであったなら、このような転帰になるはずがない。しかしもしも薬が長期にわたる転帰を実際には悪化させていたとすれば、この結果はまさに予想されたものである。それでも現行の処方習慣を擁護する人たちにとっては、この研究が無作為化ではなかったことが知的な逃げ道となった。無作為化は根拠に基づいた医療の黄金律であり、ハーロウの研究結果はこうして片づけられたかもしれない。

そこにウンダーリンクが精神医学にもたらしたのは長期転帰の無作為研究である。精神病の初回発症成人患者を対象にした彼の研究では・・・・(つづく)

テーマ : 統合失調症
ジャンル : 心と身体

8月13日とアフリカ・ケニア・マサイ族

The Scandalous Off Label Use Of Antipsychotics In Anxiety Disorders
Yet Another Warning For DSM 5

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Published on August 8, 2011 by Allen J. Frances, M.D. in DSM5 in Distress


『不安障害におけるスキャンダラスな抗精神病薬の適応外処方』 
 - DSM 5 へのさらなる警鐘 -


DSM-Ⅳ タスクフォース議長 アレン・フランセス医学博士


DSM 5にこの提案がなければ、私がDSM 5の議論を始めることはなかった2つの提案がある。それは、特に子供や10代の若者にすでに広がってしまった身の毛もよだつ抗精神病薬の乱用を、さらに促すものである。DSM 5 が計画している「精神病リスク症候群(psychosis risk syndrome)」(あるいは attenuated psychotic symptoms と呼ばれる) と、「気分調節不全障害 (temper dysregulation )」(あるいは disruptive mood dysregulation と呼ばれる) という、とんでもない処方にもつながりかねない未検証の新たな診断の導入である。こうしたレッテルを張られた (しかも多くの場合、誤ったレッテルが張られているのだが) 子供たちに抗精神病薬が何らかのベネフィットをもたらすというエビデンスは、どこにも存在しない。だからと言って、抗精神病薬が不必要かつ不用意に使われることはないのかと言えば、決してそうでない。それが大いに懸念されるのである。

ところがこれら2つの提案を支持する連中は、私のこうした懸念には正当な理由がないとか、少なくとも大げさなものと考えている。この新しい診断で抗精神病薬の使用を推奨しているわけでもなければ、そうした使い方はFDAの承認適用外だというのが彼らの主張だ。しかしこの主張には、決定的に重要なポイントが欠けている。それは、いったんDSMの新しいカテゴリ―として公式なものにされてしまえば、あとは診断が独自の道を歩み始めるということである。そこに乱用される可能性がある限り (可能性があるのは明らかである)、それは乱用されるものである。つけ込む隙が少しでもあれば、そこに抗精神病薬の過剰使用が知らぬ間にこっそりと割り込んでくる。それは経験から明らかである。

抗精神病薬の乱用がいつの間にか蔓延していることを示す身も凍るような論文も最近発表されている( Comer JS, Mojtabai R, & Olfson M (2011) . National Trends in the Antipsychotic Treatment of Psychiatric Outpatients With Anxiety Disorders. The American journal of psychiatry PMID: 21799067)。不安障害のある外来患者に抗精神病薬が処方される割合は1996年には10パーセントであったものが、その10年後には倍以上にも増加。抗精神病薬が不安障害に効果があるというエビデンスは存在しないにもかかわらずである。存在するのは、こうした薬が危険な副作用を引き起こすという明らかなエビデンスだけである。不安障害に抗精神病薬を使用することをFDAも承認しておらず、従ってこの大量の過剰処方は、すべて承認適応外処方である。

これは実に憂慮すべき問題ではあるが、残念ながら実際には驚くほどの問題ではない。抗精神病薬はすでに首位の座を獲得しており、その処方の多くは科学的根拠がなく、肥満やそれにまつわる様々なリスクを伴う恐ろしい副作用を引き起こしかねない厄介な問題があるにもかかわらず、年間150億ドルもの最高収益を生み出している。これは、日常の医療業務における注意力の欠如を反映した驚くべき結果でもある。適切に使えば、抗精神病薬は非常に価値があり、また必要なツールである。しかしこれほど抗精神病薬がデタラメなベストセラー薬になっていることを正当化するものは何もない。

有害な予期せぬ結果を引き起こすことに対して、DSM 5 はその責任を逃れることはできない。すでに顔面を張られるほどその結果が明らかになっている場合はなおさらだろう。抗精神病薬がこれほどまでに氾濫する中、今以上の波を引き起こす危険を冒すのは無謀である。頭も良く善意に満ちた人間が、実に恐ろしいこのような決定を下すことになるプロセスに、私の失望は尽きないのだ。

☆☆☆☆☆☆☆☆


 「アフリカ(ケニア)における「伝統的精神医療」報告――近代精神医療に対する「オルターナティヴ療法」の可能性を探る」安原 荘一 に、代替療法として「ムスリム伝統的治療」や「マサイ族の伝統的治療」というのが出てくる。

 多分にスピリチャルなもののように思うが、具体的にどういうものかまでは語られていないのでわからない。

 ただ、抗うつ薬にしたところでプラセボを上回る効果があるわけでもなく、逆に言えばプラセボでも"効く"のが「心の病」なのだろう。

してみると、危険な副作用がある薬物療法よりは、はるかに理にかなった療法なのかもしれない。



ケニアのマサイ族の村を訪れた時、子供たちが通う学校ができたために、もともとは遊牧民であったマサイ族にも定住が広がっていると聞かされた。
 
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いずれはマサイの村にもテレビやゲーム、パソコンが普及し、学校にはスクールカウンセラーが配置され、メンタルヘルスのスクリーニングが行われる。教師や親たちも精神疾患を学ばされ、怪しい子供が炙り出される。待ち受けるのは「子供や若者のこころを支援する」らしき、エビデンスのない抗精神病薬てんこ盛り薬物治療・・・そんな時代が来るのかもしれない。

そうなる前に、ぜひもう一度マサイマラまで足を運び、なにがあってもそんな社会にしてはいけないと、ピョンピョン飛び跳ねながら村々を巡りたい。

そしてそれは必ず8月13日でなければならないと思っている。(スピリチャルなマサイのお告げ - 統失による幻聴かも?)

テーマ : スピリチュアル
ジャンル : 心と身体

英国心理学会 (The British Psychological Society) -早期介入診断の目玉“attenuated psychosis syndrome (微弱精神病症候群) ”に重大懸念を表明

The British Psychological Society Condemns DSM 5
But goes too far in trashing all of psychiatric diagnosis
Published on July 27, 2011 by Allen J. Frances, M.D. in DSM5 in Distress

『英国心理学会、DSM 5 を非難』
精神科診断を全部ゴミにするのはやり過ぎだが

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DSM-Ⅳ タスクフォース議長 アラン・フランセス医学博士 (Allen J. Frances, M.D.)

5万人の会員を持ち、非常に高い評価を得る組織の英国心理学会 (The British Psychological Society = BPS)。その BPS が最近、米国精神医学会宛てた公開状でDSM 5を厳しく批判。批判内容の大部分は正鵠を射たもので、DSM 5 の危険な行き過ぎを正確に指摘したものである。しかしあまりに広義でポイントがぼやけ、説得力に欠くところも一部にあり、DSM 5 の行方を握る側にまともに取り合わない隙を与えてしまっている。DSM 5 の最終決定がいよいよ大詰めを迎える中、BRSの警鐘は真剣に考慮すべき内容のものであることから、これは残念なことである。

BPS の最も優れた点は、正常な多様性までをも医療に取り込もうとする DSM 5の提案を告発していることである。人生で遭遇する困難 (例えば人の死などによる「深い悲しみ」など) に対する当然の反応を精神病に変えてしまう傾向にあるDSM 5 に、BPS は説得力をもって猛反対しているのだ。公開状では、(例えば精神病の) リスク症候群、つまり、(mixed anxiety depression = 混合性不安抑うつ障害、mild neurocognitive = 軽度神経認知障害、binge eating=過食症 などの) 既存の精神障害に、弱く軽度のものまで DSM 5 に加えようという提案について特別の懸念を表明しているが、これは正しいことである。

BPS のこの部分の批判は歯切れよく、すべて事実であり、DSM 5 が持つ最悪かつ最も危険な問題の核心を突いている。正常な経験までも精神医療の対象にしてしまうことは、人の普通のありようにスティグマを付して安っぽいものにし、不必要で害となりうる薬剤による過剰治療を促すものである。しかし、精神科診断の全てを否定する BPS の批判は、あまりに行き過ぎたもので、それがゆえに茫漠としてしまっている。

その最たる例が、統合失調症と「精神病リスク症候群 (psychotic risk syndrome) 」(コロコロ名前を変えるのが好きなようで、最近では別名 "attenuated psychotic symptoms"(微弱精神病症状) と呼ばれる) を、全く無差別に拒否しているように思える点である。公開状では、これらが大なり小なり同じように不完全で価値のない概念であるかのように語られている。しかしこの2つは全くの別物である。「精神病リスク ('psychosis risk)」という問題の多い産湯を捨てるために、中にいる統合失調症という大切な赤ん坊まで捨てるようなもので、それがこの危険な産湯に対する議論 の説得力を弱める結果をもたらしている。

確かに統合失調症は、記述力、説明能力に限界のある不完全な概念である。多数の異なった症状があり、おそらくは何百もの異なった原因 (わかっている原因は一つもない) で起こるきわめて不均一なものである。このさまざまな統合失調症の発病、経過、重症度、そして治療に対する反応もまた、さまざまなのである。診断に利用できる生物学的テストもなく、近い将来に登場する見通しすら何一つない。それでも、やはり統合失調症は多くの情報を経済的に得るための価値ある診断であり、臨床ケアや臨床研究の (不完全でも) 有効な指針である。過去100年に蓄積された統合失調症に関する豊富な文献があり、少なくとも私たちがまだ知らない大まかな姿をそれらは示唆している。BPS は統合失調症を一つの概念として批判してはいるが、実行可能な代案を出していない。

一方、「精神病リスク」は比較的新しく登場したもので、その特性も全くわかっていない。どのように定義するのが一番良いかもわからず、それを正確に診断することもできず、治療法もわからず、治療したとしてもその永続的価値がわからず、仮に公式のものとして認められるようなことになれば、その結果としてどれほどの予期せぬ害がもたらされるかもわかっていないのだ。

なによりも特筆すべきことは、この研究にキャリアをささげ推進してきた学者の間にまで、精神病リスク症候群をDSM 5 に含めることに反対する意見が広がりを見せていることである。その転機となったのは、これまで精神病リスクをDSM 5 に含めることを支持し、強力に推し進めてきた著名な二人 (パトリック・マクゴーリ (Patrick McGorry) とアリソン・ヤン (Alison Yung)) が、その支持を撤回し、統合失調症の初期症状を治療することを目的とするオーストラリアの野心的な新しいメンタルヘルス・プログラムには組み入れないと公に断言したことである。

従って、今なお「精神病リスク」という鳴り物入りの新奇なものにしがみついているのはダイハードな連中だけなのであるが、不運にも最後のキャスティング・ボートを握っているのはそのテコでも動かない連中なのである。BPS がこの論争に加わり、この茶番を止めさせようと様々な立場から上がる声のコーラスに、力強い声が加わったのは素晴らしいことである。しかし、BPS は統合失調症という確立した概念までも同時にこき下ろそうとすることで、その価値あるメッセージを希釈してしまっている。

精神科の診断は確かに不完全ではあるが、同時にまた不可欠なものである。批判することは極めて容易であるが、現状ではそれに代わるものもない。外部から上がる非難の声も、反精神医学を唱える単なる攻撃に過ぎないものと片付けられてしまえば、それはDSM 5に携わる側に安心を与えてしまう (そしてこの"attenuated psychotic symptoms"という最悪の思い付きを擁護してしまう) ことになる。DSM 5 には検証と持続的な外部の批判は絶対に必要なものであり、またそれに値するものであるが、そのためには精神科診断の全てをターゲットにするのではなく、数多く存在する目に余るような欠陥を特定して批判のターゲットにするほうが、極めて有効だろう。

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● 英国心理学会の公開状にある“attenuated psychosis syndrome (微弱精神病症候群) ”について書かれた部分 (抜粋訳) 

Attenuated Psychosis Syndrome 

Response to the American Psychiatric Association:
DSM-5 Development

As stated in our general comments, we are concerned that clients and the general public are negatively affected by the continued and continuous medicalisation of their natural and normal responses to their experiences;responses which undoubtedly have distressing consequences which demand helping responses, but which do not reflect illnesses so much as normal individual variation.
概評に述べたように、経験に対する自然かつ正常な反応、つまり、援助反応を要求する明らかに苦悩に満ちた結果となる反応ではあるが、病気というよりはむしろ正常な個人の多様性の反映としての反応が、絶え間なく継続して医療の対象とされることにより、クライエントや一般国民が悪影響を受けていることを懸念する。

We believe that classifying these problems as ‘illnesses’ misses the relational context of problems and the undeniable social causation of many such problems.
こうした問題を「病気」と分類することは、問題の相関的背景や、そうした多くの問題の否定できない社会的因果関係を見逃すことになることを我々は確信する。

We have significant concerns over the inclusion of “attenuated psychosis syndrome”.
The concept of “attenuated psychosis system” appears very worrying;it looks like an opportunity to stigmatize eccentric people, and to lower the threshold for achieving a diagnosis of psychosis (and hence increasing the number the people receiving antipsychotic medication and a range of other social ills).
我々は“attenuated psychosis syndrome (微弱精神病症候群) ”を(DSMに)含めることを大いに懸念する。
“attenuated psychosis syndrome”という概念はきわめて憂慮すべきものであるように思える。風変わりな人間にスティグマを付し、精神病の診断基準に達するように閾値を下げる (それによって抗精神病薬を投与される人の数を増やし、その他さまざまな社会悪を増やす) 一つの機会となるように思われる。


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● アラン・フランセス氏が、「マクゴーリはオーストラリアの野心的な新しいメンタルヘルス・プログラムに“attenuated psychosis syndrome ”は組み入れないと公に断言した」と伝えるのは、おそらくTHE AUSTRALIAN 紙 の以下の記事 (一部抜粋訳)。

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Professor McGorry dismissed Professor Frances's attack as a "beat-up", and said no one received anti-psychotic drugs at his centres unless they had had a psychotic episode.
マクゴーリ教授はフランセス教授からの非難を「大げさな記事」として退け、精神病エピソード(症状の発現)がない限り、自身のセンターでは誰一人として抗精神病薬を投与されるものはないとした。

While Professor Frances agreed that Professor McGorry did not recommend anti-psychotic medication as a preventive measure, he feared general practitioners might overuse the drugs if they started using Professor McGorry's diagnostic tool for early psychosis.
マクゴーリ教授が予防手段として抗精神病薬を推奨しているわけではないことは認めながらも、フランセス教授が恐れるのは、一般開業医が早期精神病にマクゴーリ教授の診断ツールを使い始めるようになった場合の抗精神病薬の過剰使用である。

Professor Frances said in his Psychology Today blog that early intervention to prevent psychosis required first that there be an accurate tool to identify who would become psychotic.
ブログ"Psychology Today"でフランセス教授は、精神病予防のための早期介入には、誰が精神疾患を将来発病するかを見極める正確なツールがまず第一に必要であると記し、

"The false positive rate in selecting pre-psychosis is at least 60-70 per cent in the very best hands and may be as high as 90 per cent in general practice . . . these are totally unacceptable odds," he said.
「 "前-精神病 (prepsychosis)"を選択する際の偽陽性率は、たとえ最高の技術を持った専門医が行っても約60~70%であり、普通の医師なら90%にも上る」とする。

Professor McGorry agreed that false positive rates of diagnosing prepsychosis were high, but said the first line of treatment for people who had sub-threshold psychosis was supportive care.
マクゴーリ教授も前-精神病の偽陽性率が高いことには同意する。しかし、閾値下の精神病のある人達に対する第1選択の治療法は支持療法であるとした。

☆☆☆☆☆☆☆☆

「これまで精神病リスクをDSM 5 に含めることを支持し、強力に推し進めてきた著名な二人 (パトリック・マクゴーリ (Patrick McGorry) とアリソン・ヤン (Alison Yung)) が、その支持を撤回」し、反対に転じたのは、おそらく単にARMSやUHR、PLEs などに基づく偽陽性率が極めて高い前駆期治療に対する批判の高まりをかわして予算を獲得するためだけでなく、DSM ワーク・グループやその提案を評価する科学審査グループ (Scientific Review Group) への根回しが終わり、DSM 5に“attenuated psychosis syndrome (微弱精神病症候群) ”が加えられることがすでに決定してしまったと考えられる。

DSM-5 に記載さえされれば、二人は大きな任務を果たしたことになる。 あとは「権威」を保てばよい。
それがための「偽陽性率は高いが第1選択の治療法は支持療法」。

「風変わりな人間にスティグマを付し、精神病の診断基準に達するように閾値を下げる (それによって抗精神病薬を投与される人の数を増やし、その他さまざまな社会悪を増やす)」ことができ、「精神病リスク症候群にしがみつくダイハードな連中」が跋扈する日本の精神医療レベルでは、フランセス教授の言う開業医だけでなく、「権威ある有名大病院」においても誤診に次ぐ誤診、誤処方に次ぐ誤処方による薬物の多剤大量-てんこ盛り治療が、今後は子供や若者の間でさらに広がることになる。


テーマ : 統合失調症
ジャンル : 心と身体

抗精神病薬を国中ににばら撒くビッグファーマと、そこに寄生する精神科医一味に歯止めを - アルジャジーラ

 
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Mass psychosis in the US
How Big Pharma got Americans hooked on anti-psychotic drugs
.

James Ridgeway Last Modified: 12 Jul 2011
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『国民総精神病化』
アメリカ国民を抗精神病薬漬けにした大手製薬企業の手口


アメリカは精神病者の国になってしまったのか。抗精神病薬の使用量がどれだけ爆発的に増加したかを見れば、誰でもそう考えることだろう。2008年、米国で140億ドルを売り上げた抗精神病薬は、高コレステロールや胃酸の逆流を防ぐ治療薬を凌ぎ、処方薬部門の1位であった。

かつて、抗精神病薬と言えば、主に統合失調症 (精神分裂症) や双極性障害 (躁鬱病) など、重い精神疾患の症状である妄想や幻覚、あるいは思考障害の治療薬として用いられたもの。しかし今や誰もが抗精神病薬を服用しているようだ。親たちは、子どもが手に負えないのは実は双極性障害が原因なのだから抗精神病薬が必要だと言われ、ボケのある老人も、かつては精神分裂症患者にしか使われなかった薬を、それも大量に処方されている。今やアメリカ人は慢性的なうつ症状から不安や不眠の症状に至るまで抗精神病薬を処方され、その割合はもはや精神病国家と言えるだろう。

こうした抗精神病薬の爆発的な使用の増加が"非定型抗精神病薬"として知られる製薬企業の新しい薬の登場と一致しているのは、決して偶然ではない。1990年代のジプレキサ (Zyprexa) 、リスパダール (Risperdal) 、セロクエル (Seroquel) に始まり、2000年代の初めにはアビリファイ (Abilify) が発売。これらの薬はハルドール (Haldol) やソラジン (Thorazine) など、従来の抗精神病薬に比べて効果が高いと大いに宣伝され、さらに重要なことに、従来の薬よりも有害な副作用、特に振戦、その他運動障害が出ないとされたのである。

価格が高く、震えやよだれを垂らすこともなく、感情や行動を改善させる特許のとれる薬物として非定型抗精神病薬は、製薬業界の向精神薬リストの中でもトップに位置する期待の大型新人となった。売り上げは順調に伸び、2009年を迎えるころには、セロクエルとアビリファイが製薬企業の年間総売り上げで5位と6位に入り、非定型抗精神病薬トップ・スリーの処方数は、合計2000万件に達した。抗精神病薬は、突如としてもはや精神病だけの薬ではなくなったのである。

拡大される抗精神病薬の用途

医師への贈答品、学会に名を借りた接待旅行、エゴをくすぐる賞の授与、研究費の資金提供…今やほとんどのアメリカ人は、製薬企業が医者に一番利益率の高い最新の薬を処方させるためにどのような心理作戦を展開しているかを承知している。「ビッグファーマ (大製薬会社) の一番のターゲットは精神科医です。精神科の診断がきわめて主観的なものであるのがその理由です」。そう語るのは、製薬企業がアメリカの医学界にどのような影響を及ぼしているかを追跡調査するプロジェクト、"ファーマアウト (PharmedOut) "を立ち上げ、先月ジョージタウンでその問題を議論するカンファレンスのホストを務めたエイドリアン・フュー・バーマン博士 (Dr. Adriane Fugh-Berman) である。精神科の医者というのは血液検査やMRIで何が問題なのかを正確に把握できるわけではない。従って、処方が診断となるケースがほとんどなのである (ある抗うつ薬を服用して症状が改善すれば、うつ病ということ)。製薬企業の影響を研究したフュー・バーマン博士らは、「精神障害を判定する生体検査が存在しないがゆえに、製薬企業の影響に対して精神医学は特に脆弱である」という。そのため、精神疾患の診断や治療指針は、医者がメルク社から多額の補助金をもらったり、アストラゼネカ社の株を保有することで書いたものではなく、科学的なエビデンスのある客観的評価に基づいてまとめられたものであることが、特に重要であると主張する。

ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(The New England Journal of Medicine)の元エディターであり、ビッグファーマ批判の中心人物であるマーシヤ・エンジェル氏 (Marcia Angell) は、「精神科医なんて製薬企業のポケットの中にいるようなもの」と吐き捨てる。また、精神科医のバイブルと称される『精神疾患の分類と診断の手引 (DSM)』の大部分は、製薬企業との癒着の産物であるとも指摘。同様に、米国精神医学会が作成したうつ病、双極性障害、統合失調症治療の臨床ガイドラインを書いた20人の精神科医のうち、18名が製薬企業と金銭的関係にあったことが2009年の調査から判明している。

ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス (The New York Review of Books) の最近の記事でエンジェル氏は、この状況を『アメリカ人に広がる「見せかけの精神病の大流行」』とし、抗うつ薬や抗精神病薬を含む向精神薬の服用が爆発的に増加しているが、本当にこうした新しい薬に効果があるのであれば、「精神疾患の流行も、広がるのではなく減少してしかるべきもの」である。ところが、「精神障害のために追加保障所得 (アメリカにおける低所得の(低賃金だったため年金受給資格がない)高齢者・全盲者・身体障害者への所得保障制度。日本の生活保護に類似=SSI) や社会保障身体障害保険 (アメリカ連邦政府が運営する社会保障の保険料によって賄われる身体障害者のための補償制度=SSDI) の受給資格がある人の数が、1987年から2007年の間におよそ2.5倍の184人に1人から76人に1人の割合にまで増加している。子供の場合はさらに驚くべき増加である。同じく1987年から2007年までの20年間で、その数はなんと35倍にまで膨れ上がっている。今や障害の第一原因は精神疾患である」とする。ビッグファーマの指揮のもと、「私たちほぼ全員が何か1つは精神疾患があるように、精神病の評価基準をただ広げているに過ぎない」のである。フュー・バーマン氏もこれに同意する。強引な薬のマーケティングが行われる時代においては、「全く正常な人を多数含めるところにまで、精神科の診断が拡大さている」とバーマン氏。

費用対効果分析

この新しい抗精神病薬の過剰処方に関し、とりわけ問題となるのは、若年者と高齢者、つまり服用する薬剤について自ら判断できない層での、これら薬剤の広がりである。抗精神病薬の使用調査からうかがえるのは、その使用目的が、若年者や高齢者の場合は、本来の精神病治療を目的とするよりもむしろ抑制や鎮静のために用いられていることである。

カール・エリオット (Carl Elliott) 氏は、雑誌「マザー・ジョンズ」誌上で次ように述べている。「双極性障害の非定型薬による治療の可能性が取だたされるやいなや、いきなり双極性障害の診断数が激増した。特に顕著だったのが子供に対する診断数である。コロンビア大学が最近行った調査では、双極性障害として治療を受けた子供や若者の数が、1994年から2003年の間に40倍にも増加した」。 また他にも「精神科を受診した5人に1人の子供が抗精神病薬を処方されていた」とする調査もある。

パーム・ビーチ・ポスト紙 ( Palm Beach Post) が5月にシリーズで取り上げた注目すべき記事は、フロリダ州の青少年司法局が抗精神病薬を少年院などに文字通り垂れ流し、連邦政府の監督機関が何があっても承認しないようなことを理由に、「日常的に」入所者の若者にばら撒いていたことをあばいた。それも信じがたいほどの数なのだ。「例えば2007年には、イブプロフェン (ありふれた解熱、鎮痛、抗炎症薬) の2倍もの量のセロクエルを青少年司法局が購入。2年間でトータルで326,081錠ものセロクエル、アビリファイ、リスパダール、その他抗精神病薬を州少年院や児童施設で使用するために購入・・・つまり、これら施設の合計収容人数が2,300人であることを考えれば、2年間、毎日休みなく446錠が少年院や矯正プログラムを受ける少年、少女たちに配られていた計算である」。さらに同紙がつかんだのは、「過去5年に青少年司法局と契約を結んでいた精神科医の3人に1人は、抗精神病薬メーカーである製薬企業から講演謝礼金を受け取っていた」という事実であった。

重い精神疾患の診断を拡大させることに加え、製薬企業が医者に勧めてきたのが非定型抗精神病薬のオフラベル・ユース (承認適応症外使用) である。ある有名な例では、興奮や不安、不眠などの症状と同様に、アルツハイマーやその他認知症の症状がある高齢者の介護者に対し、イーライ・リリー社はジプレキサの使用を強引に勧めていた。報じられるところでは、介護施設の医師への売り込みにMRが使ったスローガンは、"five at five"- つまり、夕方5時に5ミリグラムのジプレキサで鎮静をかけ、介護者の負担を軽減しようとするものであった。FDAがリリー社に対し、そうした薬の使い方は承認外であり、高齢の患者には肥満や糖尿病の原因となると警告したのちも、こうした習慣は長期間続いたのである。

2000年の始まりから2年間ジプレキサを扱った経験のあるMRのシャーハム・アハリ (Sharham Ahari) 氏は、2006年のビデオインタビューで、MRがどのように医者を丸め込み、ジプレキサを処方する気にさせるかを私に語ってくれた。当時、彼のクライアントであった医者たちは、ジプレキサに関連する糖尿病とともに、体重の増加で患者が「キレる」ことに大変苛立ちを見せていたと言う。「副作用は小さく見せ、薬の効果だけに集中するように私たちは指示されていました・・・食事前後、そして薬の服用前に水を一杯ずつ飲むことを勧めたのです。そうすることでお腹をいっぱいにしておくことができると考えて。」 それでこの問題を難なく脱し、売り上げを伸ばした。医者が文句を言うと、「"当社の薬は最新です。それ以上に重要なことはありますか?先生は患者の回復を願っているのですか。それとも同じままでいいのですか。痩せこけた精神病患者のままと、太って安定した患者のどちらがいいのですか?"と医者に言ったのです」と、彼は振り返る。

製薬会社にとっては、強引な販売促進を継続するかどうかを決めるのは、副作用がどうのよりも、費用対効果分析の問題であると彼は言う。オフラベル・ユースで薬の販売を継続するほうが、あるいは訴訟問題を抱えることになっても、薬の販売をやめた場合と比べ、どちらの方が金になるかという問題なのだ。2009年1月、米司法省によって起こされたリリー社に対する訴訟では、リリー社が14億ドルを支払うことで合意。そのうち5億1500万ドルは刑事上の罰金として支払われたが、これは医療裁判史上最高額であり、一企業が刑事訴追で課せられた過去最高の罰金額でもあったことを、和解成立時に司法省は発表している。しかしその年だけでもリリー社のジプレキサの売り上げは、18億ドルにも達していた。

引き起こされる患者の悪化

議論の余地もない正真正銘の精神病患者にとっても、非定型抗精神病薬が最良の選択肢ではない可能性すら出てきている。

これらの薬は、それが取って代わった旧世代の安価な薬剤に比べ、実際にはさほどの効果があるわけではなく、糖尿病など以前の薬にはなかった副作用もあり、患者を重度の精神疾患という陰鬱な世界の深みへと陥れるものであると考える医療従事者も増えてきている。これらの薬でうまくいったという話があると同時に、実質上のゾンビ状態になったという報告例もある。

エリオット氏は「マザー・ジョンズ」誌に次のようにレポートしている。「ランセット誌に掲載された別の大規模分析から、ほとんどの非定型薬が実際には古いタイプの薬ほど効果がないことが判明している。これについて同号に掲載された二人のイギリス人精神科医、"British Journal of Psychiatry" 誌のエディターであるピーター・タイラー博士 (Dr. Peter Tyrer) と、英国王立精神医学校 (the Royal College of Psychiatrists) のティム・ケンダル博士 (Dr. Tim Kendall) の書いたエディトリアルは非常に手厳しいもので、「非定型薬という偽りの発明は、マーケティングを目的に製薬企業が巧妙に操作しただけのものであり、ようやく今になってそれが暴露されたに過ぎないものであるとみなされよう」というものであった。

結論:抗精神病薬を国中にばら撒くビッグファーマと、そこに寄生する精神科医一味に歯止めを。
Bottom line: Stop Big Pharma and the parasitic shrink community from wantonly pushing these pills across the population.




アルジャジーラについて (ウィキペディア

アラビア語と英語でニュース等を24時間放送している衛星テレビ局。本社はカタール・ドーハにある。

アルジャジーラは自らを「公正で政治的圧力を受けない、中東で唯一の報道機関である」と謳っている。実際に英国のIndex on Censorship(検閲に関する問題を扱う雑誌。1972年創刊)では、2005年に「アラブ諸国における自由な情報交換を促進し、検閲を拒否する勇気」の一例として紹介されているし、アメリカにおいても1999年のニューヨーク・タイムズ紙に「アラブ諸国で、最も自由で最も広い観点を持つテレビネットワーク」と評されている。 

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先日、抗精神病薬による強制的鎮静化(化学拘束衣)により毎日5人の認知症患者が死亡している事実を明らかにし、警告を発したイギリス保健省。
http://www.telegraph.co.uk/health/healthnews/8652593/Five-dementia-sufferers-die-every-day-from-chemical-cosh-drugs.html

一方、「製薬企業が医者に一番利益率の高い最新の薬を処方させるためにどのような心理作戦を展開しているかを承知」せず、今なお堂々と見え透いた手口が通用する多剤大量処方をお家芸とする日本はどうか。

「誤診率90パーセント以上」とDSM-Ⅳ編集議長すらが警告する「精神科早期介入(支援)」事業を推し進める三重県立こころの医療センター
そこにはもちろん「認知症疾患医療センター」というのもあり、そのホームページには「精神科医の鑑別診断治療」として、「認知症そのものの治療はもちろん、改善が難しい場合でも、不眠や興奮など周辺症状の治療を受けることで、落ち着かれる場合があります。いちど診察を受けられてはいかがでしょう。保険診療です。保険証をお持ちください。 」とまで堂々と説明されている。

精神科による周辺症状の治療で落ち着く???

つまり"five at five"・・・「そうした薬の使い方は承認外であり、高齢の患者には肥満や糖尿病の原因となる」とFDAが警告する精神科薬剤による化学的拘束と鎮静化。

早期介入で子供や若者の人生を食い物にし、高齢者までもターゲットにした、まさしく製薬企業が操る金目当て精神科医療。

こうした寄生虫をこそ拘束・駆除しない限り、原発のさらなる事故を待つことなく日本は滅び去る。

「英国式アウトリーチに学ぶ」に学ぶ、英国式保安処分

「英国式アウトリーチに学ぶ」に学ぶ、英国式保安処分

厚生労働省の資料にもあるように、建前上は社会的入院を減らして精神障害者を地域で支援する医療体制の構築が謳われるアウトリーチ。
精神病院の病床削減との引き換えだろうが、そこにしゃしゃり出たのが、90パーセント以上の誤診・誤処方偽陽性率を誇りながら、決して自らの愚行を顧みない「精神科早期介入」。

この早期介入の『高濃度汚染地域』である三重県、その「三重県立こころの医療センター」の広報誌に「英国式アウトリーチに学ぶ」というのがあり、1、受診前の相談でアウトリーチ 2、学校にアウトリーチ 3、受診につなげてアウトリーチ (PSW 中山愛美) と謳われ、強制介入のような文句が並ぶ。

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一方、世界精神医療ユーザーサバイバーネットワーク(WNUSP)理事の山本眞理さんによると・・・

「私たち「精神病」者にとってはいわゆるソーシャルワーカーやましてや精神保健福祉士は何も知らない、まったく無知、一体なんで彼らに相談支援をさせられるかという思いでいっぱいです。

私たち障害者団体は彼らワーカーの後始末に奔走しています。

なんせ彼らの専門課程のカリキュラムには、生活保護や障害年金の実務については一切ない、ちょっと資料を確認すればいいことでも有資格者は答えられません。そして実習先には介護支援事業所も、障害者団体も指定されていません。

さらに本人を取り囲んで実質さまざま強制します。 

最近あった相談の例では、退院の条件として毎日ヘルパーを入れることといわれてつらくてたまらないという話でした。各地で支給量が足りないという声が多いのに、嫌だという人にはこういう押し付けがされています。

必要なのは相談支援ではなくて、アドボケイトです。」


その山本さんのホームページには、「イギリスの保安処分制度の実態」と題された一文がある。
そこに記された事実は「三重県立こころの医療センター」の広報誌にあるようなオイシイ話では決してない。

----- (以下、転載) -----

「心神喪失者等医療観察法案」が今国会で審議されています。この法案について賛成の立場から発言している山上皓東京医科歯科大学教授は、欧米の保安処分制度を高く評価し、その宣伝に努めています。しかしながら、たとえばイギリスの保安病棟の実態あるいはそのシステムが取り返しのつかないほどの人権侵害を引き起こしていることを、ちょうど今イギリスのインデペンデント紙がキャンペーンを行っています。

不定期拘禁の実態
インデペンデント紙「たとえ回復しても出口のない高度保安病棟」(6月16日付)では3つの高度保安処分病院(ブロードモアなど)には、すでにそこにいる必要がないと判断されている患者が、行き場がないため400人待機リストに載せられたまま拘禁され続けていることを暴露しています。権利擁護のための審査機関もその審査そのものが間に合わずに迅速な審査すら行われていない実態が暴露されています。

 またひとつのケーススタディとしてすでに22年間ブロードモアに拘禁されている女性作家の例も挙げられています(インデペンデント紙「高度保安病棟 ジャネットは22年間入れられている。狂っていると認めない限り彼女は釈放されない」6月16日付)。彼女は殺人事件をおこしたわけでもなく、菜切り包丁で精神科医のおしりを刺したというだけで22年間拘禁されています。

 彼女の行為で一般の刑事手続きで実刑判決を受けたとしてもこれほど長期間の終身刑並の拘禁はされません。彼女は自分が危険な精神障害者であると認めず内務省の管理下で生活することを拒否しているため釈放されないのです。そもそも今日の基準であれば彼女は高度保安病棟に送られることすらなかっただろうと専門家は語っています。ジャネットと交流している方の意見によれば、これは単にひとつの例でしかありません。今回の法案が成立すれば、こうした無期限の拘禁が生じていくことは明白です。

 いったん特別な施設を作ると、一般の精神病院が許容力を失いすぐさまその施設は満杯となって、どんどん増設せざるをえなくなります。たとえ今回の法案が成立しても精神障害者の事件はおき続けますし、そうしたときまたもや対象者の拡大の声があがることは確かです。イギリスでは一人当たり年間2600万円以上もの費用を使い、日本より少なくとも法的にはましな人権救済システムを用意されていても、上記のような実態です。今回の法案が「社会復帰」を目的と称していても、現実には受け入れ場がなくなり、特別な施設に拘禁され続ける実態を生み出すこともこの記事で明らかになっています。

対象者の拡大 恐怖に支配されていく精神医療
 さらに最近イギリス政府が発表した精神保健法「改正」の草案によると、なんら犯罪にあたる行為をしていない患者でも高度保安病院に収容できるようになり、また治療可能性のない人格障害者であっても収容できるようできることになります(資料「精神病者は法律を破る前に収容される」参照)。

今回の特別立法や「処遇困難者病棟」あるいは何らかの特別病棟の新設によって、「精神病院の開放化がすすむ」あるいは「地域精神医療が促進する」「精神医療が本来の医療に専念できる」などという、宣伝あるいは意図的誤解が日精協を中心になされておりますが、このインデペンデントの記事(掲載資料末「恐怖製作所」参照)あるいはオックスフォードの教科書によれば、むしろ保安処分の存在するがゆえに、精神科医はじめソーシャルワーカなどなどすべてのサービス提供者側に対して、「犯罪の危険の予測とその防止」の任務が押し付けられ、訴えられるというおびえゆえに、強制力の行使が行われるという実態が明らかになっています。

インデペンデント紙でもオックスフォード教科書でも「犯罪の予測と防止」というできないことを要求される精神科医の困惑というか苦悩が語られていますが、今回の特別立法を許せば、こうしたことは日本でもおきてきます。もちろん今での措置解除に関しての「おびえ」は精神科医にあるでしょうが、それをどこかに判断してもらう体制を求めることでかえって、精神医療全体が社会防衛的治安の道具にされてしまうと私は考えます。

今回の特別立法を許せば、保安処分制度は一人歩きし、その対象者は拡大され、どうしようもない人権侵害状況を生み出すことは、イギリスの状況を見れば明らかです。

----- (転載おわり) -----

>システムが取り返しのつかないほどの人権侵害を引き起こしている
>なんら犯罪にあたる行為をしていない患者でも高度保安病院に収容できる
>精神病者は法律を破る前に収容される

ここで思い出すのは、何度か取り上げた前述の「三重県立こころの医療センター ユース・メンタルサポートセンターMIE」の PSW 中山愛美 が早期介入の根拠として引用したKim Cohen J et a1.2003 という論文。

Conclusions: Most adult disorders should be reframed as extensions of juvenile disorders. In particular, juvenile conduct disorder is a priority prevention target for reducing psychiatric disorder in the adult population.
「結論:成人期(精神)疾患のほとんどは、若年期疾患の延長にあると見直されるべきである。特に若年期の行為障害は、成人人口の精神疾患を減らすための予防優先対象である。」

「行為障害=conduct disorder」とは、「行為障害の少年は『非行少年(犯罪少年・触法少年・虞犯少年)』と言われることが多く、反抗挑戦性障害の少年は、危険な犯罪性は殆どないが学級崩壊や授業の混乱を引き起こす『問題児』と言われることが多い」とされ、まさに英国式保安処分の早期介入。

前述の「イギリスの保安処分制度の実態」には、最後にこのようにある。

「山上皓の以下の研究報告書は公表されています。
厚生労働省資料室か国会図書館で読めます。

平成13年度「精神障害者の自傷他害行為への対応とその防止に関する医療体制等の整備に関する研究」
主任研究者 山上 皓
分担研究社 筧 淳夫 山上皓 加藤久雄

明確に「専門的司法精神医療システム構築」という言葉で保安処分制度新設を主張し、欧米のシステムの内容とその利点を宣伝していく必要を述べています。

分担研究の内容は「自傷他害行為を示す精神障害者の治療環境整備のあり方についての研究 」(主に施設面 国内の国立肥前と松沢およびイギリスの施設視察、施設計画のための指針モデルプラン)、「自傷他害行為を示す精神障害者に対する治療活動の実態とその改善策についての研究」(触法精神障害者処遇実務研究会2回群馬と福岡イギリスの視察。ちなみにこの分担研究には町野朔教授も入っています。川本哲郎教授は報告者として参加)。「精神障害者の治療環境の改善に必要な法整備についての研究」(内外の研究者を呼び6回の医事刑法研究会を開催、外国からはイギリスのガン教授、ドイツのラトケ教授、ネドピル教授いずれも司法精神科医)。」


『松沢』

早期介入を唱え、西田淳志らとともに三重県を「早期介入高濃度汚染地域」にしたのが岡崎祐士。

松沢病院の院長である。

統合失調症の誤診乱発も、単にcamouflageに過ぎないのかもしれない。

一体何を企んでいるのやら・・・。

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時に医療従事者の無知も凶器である。

キーサンvs 心理職さん - 本当にまともな人間はどちら…?

★ 心理職代表 ユース・メンタルサポートセンター MIE(YMSC MIE)早期介入チーム------

精神科早期介入のアウトリーチ   (PSW:中山愛美)

YMSCで行っているアウトリーチは大き<3つに分けることができます。

1.受診前の相談段階で行うアウトリーチ
家族が来院できても、困っている本人は病院へ行きにくい、何を話せばいいかわtiらないなど来院に抵抗を感じていることがあります。その場合、本人が話しやすい場所にこちらから出かけて相談活動を行っています。相談向容により医療機闘が必ずしも適当ではないような場合には他機闘を紹介し、繋ぐこともあります。

2.学校に対するサポート
学校生活の中で気に掛かる生徒への対応など学校の困りごとに対して相談活動を行っています。学校では一人の生徒に対し、複数の教師が関わっており、授業の空き時聞を利用するなど時間的な制約が大きいことから効率的に情報収集・共有を行うために学校に出かけるとともあります。

3.受診に繋がったあとのアウトリーチ
定期的に受診ができている場合であっても、普段の生活場面で話を聞くと診察場面では見えない顔も知ることができます。また、通院が途絶えてしまった際にも普段からの闘係づくりができているとサポートしやすいというメリットもあります。のようにYMSCでは相談から治療継続に至るまで必要なサボートを状況に応じた形で柔軟に届けられるよう活動しています.


★ キーサン代表 「キーサン日記」より------

被災者・被爆者、とくに子どもに対する『心のケア』『早期介入』は許さない!!
最悪の犯罪である!!!

月刊『むすぶ』No.483「続 震災と精神障害者」より

 俺はキチガイだから、本当はキチガイの人達のことだけを問題にしたい。しかし、今回の東日本大震災と原発事故は我々キチガイだけではなく、一般の健常者も含むそれ以外の人達にも大きく関係してくることなので、「被災者」「被爆者」みんなを問題にすることにする。

 そうは言っても、まずは、俺たちキチガイのことだ。今回の被災で、ただでさえ具合の悪いキチガイは異常な状況のなかで、被災地・被爆地で生きているだろう。もちろん、見殺しにされている人達もいるかもしれない。特に、精神病院の閉鎖病棟に閉じこめられている人達は、水は食糧は電気はどうなっているのか?放射能はどうなっているのか?マスコミにも取り上げられずにひっそりと見殺しにされている人達はいったいどれだけいるのか?まずは、そのことを俺たちは考えなければならないだろう。これがニッポンの現実だ。 

 その上で、なんとか、いままで運良く「地域生活」を営んでいたキチガイは今度の被災でどうなったのか?当然具合は悪くなっているだろう。精神的にも、社会状況的にも、悲惨な現実を前に、なんとか生き延びようとしているに違いない。クスリもなくなっているかもしれない。それでも、生き延びようと必死なはずだ。俺が、被災地・被爆地で生活していたらそうするだろうからだ。 

 しかし、それを邪魔しようとする悪魔の魔の手が伸びてくる。それは、「心のケアチーム」や「被災者精神医療チーム」などの名前で魔の手を伸ばしてくるだろう。俺らキチガイはそんなもの要らないんだ。いまを生き延びるので精一杯なんだ。入院している時は、閉鎖病棟の中で、医者や看護士、患者ボス、クスリ、保護室、電気ショックのあるなかで、生き延びてここから脱出するのに精一杯だったんだ。そのなかを生き延びて脱出するのに、どれだけ心身ともにすり減らしたか、私物を盗まれ絶対服従を強いられ、どんな理不尽なことでも受け入れ、大量のクスリからくる副作用に苦しめられ、イヤなこともイヤだとは口が裂けても言えず、少ない不味い飯できざみ食で粥飯を10分以内に食うことを強いられ、インフルエンザには感染し、それらを全てくぐり抜けて退院したんだ。それがどれだけ、高度な生存技術か、入院経験のない奴らには判らないだろう。そして、やっと地域で生活しているんだ。そうしたら、今度は大地震、大津波、原発爆発だ。俺は何としても、もう、あの精神病院の地獄には戻りたくないんだ。やっと、生き延びて脱出できたんだ。電気もない、水もない、食糧も少ししかない、クスリも切れてきて具合は悪い、放射能もかぶった、でも、あの閉鎖病棟の中よりは外の方がマシなんだ。俺をほっておいてくれ、そっとしておいてくれ、俺はとにかく生き延びたいんだ。しかし、この社会的・精神的状況のなかでも生き延びることが大変なのに、そこに「心のケアチーム」やら「被災者救済精神医」が避難所に乗り込んできて、保健婦に先導されて俺の所にも介入しようとしてきている。どうして、お前らの対応までしなければならないのか、ただでさえ精一杯なのに、俺が生き延びることを邪魔しに来やがった。もう、やめてくれ、俺も限界なんだ。ここで《ミス》をしたら、すぐ、閉鎖病棟へ送られる。もう一生出られないだろう、俺はそんなところで生き延びる気力は、もう、無いんだ・・・・。

 これが俺たちキチガイの本当の現実だ。実際、俺が被災地・被爆地で生活していたらこうなっただろう。 

 そして、キチガイ以外の人達も実際は同じはずだ。俺らキチガイとの決定的な差は精神病院・精神医療の恐ろしさを知らないことだけだろう。ちょっと、精神的に具合が悪くなったら、保健婦に話して「心のケアチーム」に診てもらう。そうすればラクになれると思っているからだ。しかし、それは幻想だ。まずはクスリを処方されるだろう。身体がしんどくなってくる。億劫になる。今までテキパキできていたことが出来なくなる。余計に精神的にも追いつめられ、隣の人間と喧嘩したり大声を出してしまったりする。避難所では対応できないと判断され、遠く離れた精神病院に緊急移送される。本人は何がなんだか分からず、当然抵抗する。大量の抗精神病薬を投与され、四肢拘束をされて保護室に入れられる。気が付いたら、混乱し気がおかしくなり、呂律は回らなくなり、強い不安に襲われ、聞こえないはずの声やものが見えたりしてくる。それと格闘していると、担当の精神医はたくさんクスリを飲ませているのにおかしい、典型的な統合失調症だと診断し、電気ショックを1クール(10回)かける。そうするとリセットされ良くなったように見えるが、クスリの大量処方は続き、自分がこんな閉鎖病棟になぜ入れられているかも理解できないので、また「不穏状態」になり電気ショックを1クールかけられる。以下同じように続き、この人は本当のキチガイにさせられる。 

 「普通の」人達には信じられないかもしれないが、このようなことが多かれ少なかれ被災地・被爆地では起きてくる。「心のケアチーム」や「被災者救済精神医」が避難所に入ってくるとこうなるのだ。実際、阪神大震災ではたくさんこのようなことが起きた。

 しかも、今回は、大人よりも子どもをねらっている。「スクールカウンセラー」なども動員して、大々的に行われるだろう。子どもの方が、精神的にも不安定で《ミス》を犯しやすく、簡単に「心のケア」の対象にされるだろう。そして、その後に口を大きく開けて待っているのは地獄である。

 《キチガイでない子ども》をキチガイ扱いするな!!《キチガイでない子ども》をホンモノのキチガイにさせるな!!!これほど大きな犯罪はない。

 子どもの未来は地震・津波・被爆よりも、「心のケア」の対象にされることによって奪われる。ただでさえ、震災・被爆で失われつつあるのに、バカな「スクールカウンセラー」や精神医によって問題行動(言動)を観察され、モノのように扱われ、大人のように生き延びる知恵もなく、むざむざと人間としての未来を奪われるのだ。いや、殺されるのだ。その犯罪の罪は万死に値する。


 とくに今回タチが悪いのは心理職の奴らである。「スクールカウンセラー」(時給5000円!!)も心理職だが、今回の災害・事故で「心のケア」の「成果」を上げて、今度こそ国家資格化を狙っている。大挙して被災地・被爆地に押し寄せるだろう。阪神大震災のときは、同じように精神医どもが「心のケア」で名を上げ精神医の地位向上に成功した。そして、精神科クリニックが街にあふれ、簡単に精神科に掛かるようになり、精神医療バブルが今も続いている。それにのって、開業した精神医も大もうけしたが、製薬会社も大もうけした。  

 今度は同じ事が心理職に起きる大きなチャンスである。この好機を逃すはずは無い。そして、心理職や「スクールカウンセラー」が年収500万円と国家資格を得て、職域を学校・医療・保健・福祉・警察・軍隊・矯正施設・刑事施設・ACT・保安処分病棟・行政などに遍く広げ、自分の子どもを大学にやり、自分の家を建て、老後の資金の積み立てができるようになるころには、「心のケア」の犠牲になった子どもたちの屍は累々と重なり、そして、これからもずっと「心のケア」の対象になるべき子どもたちはそれぞれの職域で供給され続けることになるだろう。それはつまり、子どもたちが生きて成長していくうえで少しの《ミス》も許されない社会にするということだ。そうしなければ、有国家資格者の心理職の連中は、各々の職域で『持続可能』な職場を得られなくなるからだ。必然的にそのような社会になるだろう。 

 だから、俺は最後に自分の怨念と友にこう叫ぶ。 

 心理職・「スクールカウンセラー」よ、被災地・被爆地から撤退せよ!! 「心のケア」の犠牲者を生み出すな !!

 まず閉鎖病棟の保護室を経験してからもの言いさらせ!!  

 もし、子どもの犠牲者を一人でも生み出したら、俺がいつか、「スクールカウンセラー」・心理職を「被災者救済精神医」とともにミナゴロシにするから覚悟せよ!!!

 キチガイは野放しにしろ!!! 

被災者・被爆者、特に子どもに手を出すな!!! 

 (2011年4月2日記)

警告 「スクールカウンセラー」・臨床心理士・精神医は被災地、被爆地から撤退せよ!!!

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拒否される心のケア…被災者、質問に辟易 (読売新聞(ヨミドクター)) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110622-00000306-yomidr-soci

「心のケアが避難所で拒否されている」。こんな話を被災地の医師から聞いた。

5月半ば、突然の電話に、看護師の阿部幸子さん(53)は耳を疑った。岩手県赤十字こころのケアセンター統括として、避難所に「日赤こころのケアチーム」を派遣しているが、現場の保健師が、「避難所では『心のケア』と名乗らないで」と言ってきたのだ。

「何かご迷惑でも……」。心配して尋ねると、保健師はこう説明してくれた。

「心のケアと掲げる色々なチームが避難所を訪れ、被災者に質問するので、被災者が辟易(へきえき)して、他の避難所に移りたいと言うのです」

確かに5月初めの週末、ある避難所では、精神科医、看護師、心理カウンセラーなど専門職のチーム、市民ボランティアなど、十数のチームが、心のケアと書かれた札や腕章をつけて被災者を訪れ、活動していた。

4月に宮城県南三陸町の避難所で会った79歳の女性を思い出した。津波で娘を失ったつらさを私に、「誰でもいいから聞いて、という思いと、そっとしておいて、という気持ちが行き来するの」と訴えていたのだ。

岩手県内の避難所を歩いた看護師出身の衆議院議員、山崎摩耶さん(64)は「心と言えば、精神科と思う人も多い。でも、何より気になるのは、心のケア『してあげる』というおごった姿勢。ケアは傍らに寄って行うものです」と指摘する。

日教組と早期介入の幸せな結婚-三重県・・・Q&A

◎ 文部科学省はなぜ日教組を公職追放しないのですか?  
sonkou4649さん

文部科学省はなぜ日教組を公職追放しないのですか?

文部科学省は日教組の工作員と引っ付いているとしか思えません。そうであってほしくないが、それが真実なのかもしれません。
日教組が一番悪いが、文部科学省も共犯者だ。

    
ベストアンサーに選ばれた回答
    
同じ穴の狢だからです。

例えば、文部省が新しい政策を発表すると、日教組が反対する。

日教組が反対すれば、文部省には『日教組対策の予算』が増えるのです。

日教組が減少すれば、文部省の権限も予算も減少するのです。


日教組も文部省も、『教員増』については反対しないと足並みがそろっているのです。



◎ どうして三重県に日教組(在日)が多いのでしょうか   
hoskotossaさん

三重県の日教組率は、96%だそうです。
どうして三重県だけこんなに多いんでしょうか。
すごく疑問です。
    

ベストアンサーに選ばれた回答
ruttaketleさん

三重県の恐ろしい実態

日教組組織率、校内暴力件数人口比率、 三重県は、ともに全国一位

そして、なんと日教組組織率は、98% です。


日教組の組織率が全国平均31%の中、三重県は全国第1位の98%を誇っている。
その日教組の牙城である同県は、校内暴力発生件数が4年連続全国ワースト3となっている。
1、2、4、5位が神奈川、大阪、兵庫、埼玉となれば、人口比率で見れば全国ワースト1位と言ってもいい。
高い組織率を背景に人事権を掌握。教育長ばかりでなく教育委員会メンバーも殆どが三重教組で牛耳られ、異動も組合の横槍が入るのは日常茶飯事、校長への昇進も組合の影響を色濃く受ける無法地帯と化している。

3月に行われた三重県議選では、一昨年10月に酒気帯びで逮捕歴のある候補を擁立した組合は、戸別訪問で2人の逮捕者を出すなど選挙違反も辞さない応援活動を公然と展開しているほどだ。


◎ 三重県立こころの医療センターの早期介入って何ですか

「学校に対するサポート:学校生活の中で気に掛かる生徒への対応など学校の困りごとに対して相談活動を行っています。学校では一人の生徒に対し、複数の教師が関わっており、授業の空き時聞を利用するなど時間的な制約が大きいことから効率的に情報収集・共有を行うために学校に出かけるとともあります。YMSC-MIE」ってあるのですが。
    

ベストアンサーに選ばれた回答
  
「成人期(精神)疾患のほとんどは、若年期疾患の延長にあると見直されるべきである。特に若年期の行為障害は、成人人口の精神疾患を減らすための予防優先対象」 だと主張していますね。

「危険な犯罪性は殆どないが学級崩壊や授業の混乱を引き起こす『問題児』を、発達障害・うつ病・双極性障害・精神分裂病(とうごうしっちょうしょう)など、似非科学の精神医学概念を用いて精神疾患にすることで食べている人たちの一大プロジェクトです。

 文科省、厚労省、精神医療業界、それに日教組が足並みを揃えた「社会崩壊」の一環としての「医療・教育の荒廃」ですね。

豊里中学校、橋北中学校の諸君、こんなブログ読まないだろうが『問題児』は精神科の予防優先対象だ。
「精神疾患授業」に洗脳されてはいけない。
精神科にかかれば90パーセント以上の確率で人生を破壊される。

日教組、そして「精神医療」などという「似非医学」に振り回されている限り、国は確実に衰退・崩壊・自死する。

やはり三重は重度汚染地域、子供たちは即刻疎開を!!


『リスパダールやアキネトンを、ようも気軽に、ジャブジャブと使うわい・・。
・・三重は危なすぎて、子供は疎開させた方がいい!!
今で言う、緊急避難区域じゃ!』
笠医師 ホームページ 症例と雑記帳 より

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「2006年~2009年の間、三重の十代セカンド希望者が殺到した」とあることから、いわゆる「早期介入(厚生労働省ここの科学研究事業)」という『毒マンジュウ包囲網』の犠牲者だ。

そこに謳われる「学校と精神医療との連携」には、実に90パーセント以上を誇る?精神分裂症(統合失調症)の誤診、また倫理性の問題に加え、もう一つ大きな問題がある。

「厚生労働省ここの科学研究事業」に参加し、今も学校との連携を進める精神保健福祉士(PSW)の論文精神疾患に関する教師の理解と相談リソースの利用一早期介入と支援に向けた取り組みのために一中山愛美(2009年)」の引用論文に対してこう述べた。(メールから一部抜粋)

「次に、「早くに介入しておけば重症化しなかった」に根拠はあるか。
中山さんの引用には、「近年の研究では、精神疾患患者の 50%が 15歳までに何らかの精神科的診断基準を満たしているという報告 (Kim Cohen J et a1.2003)」とあります。 ・・・・・中略・・・・・さらにKim Cohen らのこの論文アブストラクトには、"For all adult disorders, 25% to 60% of cases had a history of conduct and/or oppositional defiant disorder. " 「障害のある成人の25% ~ 60%に「反抗的及び/あるいは敵対的行為障害」歴があった」ともあり、反抗的で不良っぽい子供に手を焼く学校、あるいは家族や地域社会が、主観に基づく精神疾患/障害の診断を都合良く利用し、「反抗的態度/行為障害」という診断を下して精神科薬剤を投与した結果、その副作用として大人になっても何らかの精神障害があった可能性もあります。事実、米国の少年院では入所者のほとんどが精神科薬を処方されていることが問題化しており、看守に暴行を働いた入所者が強制的に投薬を受けた薬物の影響下にあったことが裁判で認められ、無罪になったケースも報告されています。」

その Kim Cohen J らの論文アブストラクトの結論は;
Conclusions Most adult disorders should be reframed as extensions of juvenile disorders. In particular, juvenile conduct disorder is a priority prevention target for reducing psychiatric disorder in the adult population.
「結論:成人期(精神)疾患のほとんどは、若年期疾患の延長にあると見直されるべきである。特に若年期の行為障害は、成人人口の精神疾患を減らすための予防優先対象である。

ここで言う「行為障害=conduct disorder」とは、「DSM-Ⅳによる行為障害と反抗挑戦性障害の診断基準:発達過程における反社会性の問題」に詳しくあるように、「こういった発達障害の精神医学概念を用いずに、これらの特徴を持つ子どもを言い表す時には、行為障害の少年は『非行少年(犯罪少年・触法少年・虞犯少年)』と言われることが多く、反抗挑戦性障害の少年は、危険な犯罪性は殆どないが学級崩壊や授業の混乱を引き起こす『問題児』と言われることが多い」とされるもの。

逆に言えば「危険な犯罪性は殆どないが学級崩壊や授業の混乱を引き起こす『問題児』は、発達障害の精神医学概念を用いれば、精神疾患」である。

それが最優先予防対象である。

そういう論文を都合よく引用する精神保健福祉士/臨床心理士が、スクールソーシャルワーカやカウンセラーとして学校と精神病院とを取り持つのが早期介入と言う闇の世界。

これら精神保健福祉士/臨床心理士/看護師/作業療法士/精神科医らには自覚もないのだろうが、早期介入の背後に潜むものはこうした論文にも見え隠れする。

先日成立した、発見者に通報を義務付ける「障害者虐待防止法」には学校や病院での虐待は通報の対象外とされていること、また次期DSM (第5版)には「精神疾患らしき兆候」があるだけで診断の下る病名が検討されていることの本当の意味を、こうした人たちも少しは考えなくてはいけない。

医療という偽善を身にまとい、名誉と欲に溺れたエライ先生の受け売りで、気付かぬうちに鋭利なナイフを持たされていること。そういう医療従事者が集まって施される「幼稚園のままごとレベル」の医療が放置され、拡大されていく理由を考えなくてはいけない。

アメリカインディアンは150年先のことを考えて今を行動すると言われる。
優生思想や731部隊は決して過去のことではない。

まさしく三重は「重度汚染地域」である。
即刻疎開が必要だが、すでにホットスポットは各地に広がっている

こらっ、西田・・聞いとるんか?!

毒舌セカンドオピニオン2 毒語臥床(48)より


<見事な脱出劇②>

2007/05/18の青板・・お母さんの書き込みです↓。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

14歳(中三)の娘の母です。
中学1年生の夏ごろから、リストカットや逃亡、夜遊び、
暴言暴力、泣き喚きが始まり、統合失調症と診断されました。

リスパダール1ミリ
その後あまり改善が見られず、薬が増え
別の病院では境界性だと言われ

 今は、デパケン(200)3錠
    エビリファイ(3)3錠
    不穏時にリスパダール2ミリとワイパックス(0.5)1錠を
  処方されていますが、落ち着かず悩んでいます。

やっとここに入れていただくことができました。
パソコンがあまり上手ではないので、
笠先生・皆様どうかよろしくお願いいたします。
最近は、頭痛と吐き気を訴え、背中の皮膚がピリピリすると言っています。
薬のせいでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これでも、三重あたりでは、統合失調症にされてしまう。
この年代の子供は、不安定になるもの。
精神科に行ってはいけない。

普通は、家族調整を真っ先にやるべきだろう。

このあと、減薬→断薬して、自分を取り戻し、
今は、薬は不要・・看護学生として、溌剌と頑張っている☆

一つ間違うと、人の人生を大きく変えてしまう。
精神医療の怖さというものを、分かって欲しい。

西田淳志が居た、この時期の三重では、
こんなタイプの、多くの被害者が生まれた。
早期介入、早期治療など、シロートが言うもんじゃないぜ!!
(こらっ、西田・・聞いとるんか?!)


(2011.6.24)
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こらっ、西田・・聞いとるんか?!
『普通は、家族調整を真っ先にやるべきだろう。』

西田淳志岡崎祐士らが人体実験まがいの「早期介入研究」を行う「三重県立医療センター」YMSC-MIE でおそらくその「家族調整」にあたるのは、広報誌にもあるように精神保健福祉士(PSW:中山愛美)や臨床心理士などである。

しかしいくら協働や連携、アウトリーチを唱えたところで、肩書が違うだけで実際には患者の囲い込み作戦に他ならないのは周知の事実。

「子供を殺すな!!」と直接訴えたこともあるPSW:中山愛美さんとは実際に面識があるが、学生時代謝金のゴマカシは言うに及ばず、西田が長崎で学会があると言えばせっせと資料を作成し、就職の世話を願い出ていた人物である。

それをことさら悪いとは言わないが、「学校に出かけることもあります」と言いながら、豊里中学校などのモデル校に常駐し、目を付けた生徒を保健室に呼び出し、精神科受診を促している。これではまさに連携・協働とは名ばかりの「共謀」である。

薬ありきの早期介入に、子供の心を解決し、薬漬けにされた子供を救い出すことなどできようはずもない。

ドイツやフランスなどでスクールカウンセラーやソーシャルワーカーの任に当たるのは、教育経験豊富な定年退職者や教職者である。彼らに「日本では精神病院の若いオネエチャンがカウンセラーやワーカーとして働いている」と説明すると、目を丸くして驚かれる。

それは人生経験豊かなスクールカウンセラーやソーシャルワーカーが、抗精神病薬を生徒に処方する医師に対してその妥当性を問いただし、家族らと薬物治療による危険性を話し合うことも仕事とされているからだ。

本来はそういう仕事をするはずのカウンセラーやソーシャルワーカーが、日本では「まずは精神科受診」を勧めるのである。

また、認知行動療法をはじめとする「薬物を使わない治療」などとは全く縁のないのが日本のこうした早期介入こころのセンターに所属する臨床心理士の特徴でもある。

さらに、この「人体実験」のモデル校に選ばれたと、学校だよりで校長が喜んで報告までし、それを「学校がそこまでしてくれる」と脳天気に喜ぶ父兄すらもいる。

非難の声は笠先生だけではない。
もはや世界中から上がっている。

それほどクレイジーなことが日本では大手を振ってまかり通っている。

「家族調整」など絵に描いた餅であることは明らかだろう。

米国食品医薬品局 (FDA)、妊娠中の非定型抗精神病薬に関する警告を強化

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"The FDA stiffens warnings about atypical antipsychotics during pregnancy"
『米国食品医薬品局 (FDA)、妊娠中の非定型抗精神病薬に関する警告を強化』
ロサンゼルス・タイムズ

February 23, 2011
By Thomas H. Maugh II, Los Angeles Times

FDAは月曜日、妊娠後期の女性が非定型抗精神病薬として知られる薬物群を服用した場合の胎児に対する危険性について、警告ラベルを強化すると発表した。

統合失調症や双極性障害治療薬として使用されるこの薬物群には、エビリファイ、ジオドン、ハルドール、リスパダール、セロクエル、ジプレキサなどの有名な薬も含まれている。

FDAは、ほとんどの医師がすでにこの潜在的な問題を十分認識しており、その周知徹底をはかるのが今回の目的であるとする。

離脱症状、異常な筋肉運動 (錐体外路兆候) 、過剰な眠気、震え、呼吸困難、摂食障害など、こうした薬物に関連する問題のある新生児が2008年10月29日以前に69件、FDAに報告されていたとしている。

報告された幼児の中には数時間あるいは数日で回復したケースもあるが、長期入院を要するケースもあった。

しかし現在妊娠中、あるいは将来妊娠を考える女性がこうした薬剤を急にやめることは、さらに重篤で複雑な問題を引き起こすため急な断薬は避け、医師に相談の上で最善策を講じるべきであると専門家はいう。

前回、2005年に行われたラベル警告の更新では、これら薬剤が高齢者の痴呆リスクを高めるとする警告が強化されていた。

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関西のある大学病院産婦人科に努める看護師の話では、精神科薬を処方されている妊婦が増加しているとのこと。

教師やスクールカウンセラーに精神科受診(薬物処方)を勧められるどころか、生まれる前からすでに薬漬けにされる子供たち・・・。

現代医療、とりわけ精神医療産業は、すでに「人間としての節度・倫理を放棄している」のではないだろうか。

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精神神経学雑誌2010年の112巻11号
特集「最近のうつ病の病型と治療」
『うつ病臨床における「えせ契約」(Bogus Contract)について』
井原裕 独協医大越谷病院

(以下、論文を一部抜粋)
6.「脳の病気」宣言と「えせ契約」
1)「脳の病気」宣言の問題

 うつ病を「脳の病気」と呼ぶことは、今日、再考に値しよう。欧米では、ここまで露骨な表現はしない。「化学的不均衡」"chemical imbalance" という婉曲表現にとどめているが、それでもまこ
とに評判が悪い。脳への言及は、直ちに薬物療法への誘導を示唆するからである。American
Psychiatric Association (APA) は、DSM-Ⅲ発行を機に「神経症性抑うつ」と「うつ病」の二分法を消去したが、その際の公式見解は認識(診断)の限界ということであった。けっしてすべてを生物学的に帰してかまわないということではなかった。しかし、APAは神経症概念の消去という政治的意図を持っていたので、その後急速に生物学主義へと向かった。製薬資本との共同作業がそこに加わり、いつの間にか抑うつは、SSRIの奏功する「脳の病気」となった。こうしてうつ病は、理由のない憂鬱もわけのある悲しみも、十把一絡げに「モノアミン関連脳症」となった。

「うつ病は脳の病気」とは、真実ではない。SSRIの機序から推測して打ち立てられた仮説に過ぎない。十分な立証を経たものではない。このような仮説に過ぎないものをあたかも確立した事実のようにみなすことには、大きな問題があろう。科学的合理性に立脚することを課せられた医師が、アミン仮説に過剰に依存して診療を行うことは、信頼を寄せる国民に対する背信となろう。

DSM-Ⅲの導入による『神経症性/内因性』の区別の消去は、『見たところ区別できない』に過ぎない。「すべてを『脳のせい』とみなしてよい」という意味ではなかった。そのうえ、アミン仮説の根拠となっていたSSRIの効果が、今日疑義に曝されている。「うつ病は脳の病気」との主張は極論であり、「精神医学は科学としての節度を放棄した」とみなされよう。

2)「脳の病気」宣言と「えせ契約」
「うつ病は脳の病気」とのテーゼは、うつ病臨床における「えせ契約」の温床となっている。「うつ病は脳の病気」と宣言すれば、直ちにコミュニケーションギャップが生じる。医師側は、自身の責務を薬物療法に限定させようと思ってこう宣言するが、患者側は、逆にすべては薬で解決してもらえるのかと錯覚する。その際、両者は、重大な事実を隠ぺいする。医学には限界があり、人生のすべての問題を抗うつ薬が解消してくれるわけではないという自明の理である。

このテーゼが危険なのは、精神科医の側に治療者としての不安を脳仮説に固執することで解消しようとする強迫観念としての側面があるからである。脳仮説に対する信念の強さは、面接技術の自信のなさと比例する。だからこそ、一部の精神医学者は、薬だけではどうにもならない今日の状況を見ても、依然として「うつ病は脳の病気」と強弁するのである。
  ーーーー
日本最大の精神医学会(日本精神神経学会)において、うつ病を「脳の病気」とする誤った主張が、薬物治療に対する過剰な期待や誤解を招いたことが指摘された。論文を発表した精神科医は『「うつ病は脳の病気」との主張は極論であり,「精神医学は科学としての節度を放棄した」とみなされよう」と断じた。・・・・


抗精神病薬服用者に見られる脳の委縮 - ロサンゼルス・タイムズ紙

Brain_shrinkage.jpg


“Brain shrinkage seen in those taking antipsychotic medications”
『抗精神病薬服用者に見られる脳の委縮』


Melissa Healy, Los Angeles Times
February 7, 2011
メリッサ・ヒーリー (Melissa Healy) - ロサンゼルス・タイムズ紙
2011年2月7日


米国で急速に増加している抗精神病薬の投与が患者の脳の委縮に関連していることが新たな研究から判明し、こうした処方薬に対する新たな疑問がもたれている。

この研究は14年にわたって行われ、新たに統合失調症と診断された患者の脳を定期的にスキャンし、全体積と脳の主構成部位を測定。調査を行ったアイオワ大学カーバー医学校 (University of Iowa’s Carver College of Medicine) の研究者らは、こうしたスキャンをそれぞれの被験者に年2回から5回行い、精神病患者、特に妄想的な思考、幻覚および認知障害のある統合失調症患者の脳が、正常な精神状態にある人に比べて小さいことが長期間認められる原因を追究。

最も脳質量の減少が大きかったのは、「集中的」に抗精神病薬の薬物治療を受けた患者、つまり最も長期的かつ最大用量の投薬を受けた患者であることが判明。精神症状の重症度、違法薬物、アルコールなどの乱用度よりも抗精神病薬による薬物治療の「集中度」のほうが、はるかに強力な脳質量減少の予測因子であることを研究者は発見した。

容積の減少は脳の随所に見られ、脳の異種領域や左右脳半球間の伝達経路を形成する結合"白質"、また脳葉のほとんどを構成する脳細胞の密集した塊である灰白質でも起きていた。

抗精神病薬の使用がますます若年化し、また不安やうつなど、今までは抗うつ薬が第一選択薬にはならなかったような幅広い精神科のトラブルに対して抗精神病薬が処方されることが増えている中、今回、「総合精神医学文書」に発表されたこの研究は真っ向から衝突するもの。

「非定型」と呼ばれる新世代抗精神病薬の強力なマーケティングにより、抗精神病薬に分類されるこれら薬剤は米国の処方薬市場でベストセラーになっており、ヘルスケアと製薬市場の動向調査を行うIMS Healthによれば、2009年だけでも3003億ドルの売り上げをたたき出している。

より広い疾患に対する抗精神病薬処方の増加は、さらに多くの患者をこうした薬物に曝すことにつながる一方で、抗精神病薬は極度の代謝変化や体重増加にも関連するとされている。IMS Healthは、2009年に米国で非定型抗精神病薬が処方された件数が5200万件に上るとし、この種の薬が今日処方されている精神病治療薬の大部分を占めている。

「抗精神病薬の使用が特に高齢者や子供にまで広がり、激増していることを考えれば、抗精神病薬による脳組織の減少の可能性を詳細に調べることは、精神疾患のある多くの患者のリスク・ベネフィット比を評価するうえで重要な意味を持つ」と、研究者らは語る。

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この研究を行ったナンシー・アンドリーセン(Nancy Andreasen)医師は、1993年から2005年まで『アメリカン・ジャーナル・オブ・サイキアトリー』誌の主任エディターを務めた人物。

以前に本ブログでも取り上げた2008年のニューヨークタイムズ紙のインタビューでも、「投与される薬の量が多ければ多いほど、脳組織が減少する」と述べ、今回科学論文として公式に『総合精神医学文書』(2月)に発表されたことで、精神医学浄化の起爆剤となることが期待されます。

「早期に発見すれば治りが早い」とする信頼のおけるエビデンスは存在せず、発達途中の子供や若者の脳にどのような影響があるかの十分な議論すらないままに「早期発見」「統合失調症未治療期間の短縮」が唱えられる中、7~14年間薬物治療を受けた211人の統合失調症患者の脳をMRIスキャンしてわかったことは、古いタイプの抗精神病薬、新しいタイプの抗精神病薬、あるいはクロザピン、そのいずれにおいてもすべて「脳組織の減少に関連していた」とするこの研究。

「精神科医のバイブル」とされるDSM-Ⅳの著者であるアラン・フランセス氏自身の「早期発見の誤診によって薬を飲まされる子供や若者の割合は四分の三にのぼる」との指摘があり、また場合によっては身体拘束の上、強制的にこうした薬剤を服用させるのが精神医療。

このような薬を「早期治療」と称して子供や若者に処方することの是非を、社会は真剣に議論すべきでしょう。

電気痙攣療法の有効性: 文献レビュー

これまで電気痙攣療法 (ECT) の使用を公式には認めていなかった FDA が、今月27日と28日に公聴会を開き、公式に認めるべきかどうかを検討。

しかし・・・

The effectiveness of electroconvulsive therapy:A literature review
「電気痙攣療法の有効性: 文献レビュー」

このニュージーランドのジョン・リード (John Read)とイギリスのリチャード・ベントール (Richard Bental) による最近の研究では、「(電気痙攣療法による)治療中に改善を見たことを示すエビデンスは殆ど存在せず、その後に改善したことを示すエビデンスは全く存在しない」「長期的、あるいは患者によっては永続的な脳機能障害を引き起こす強力なエビデンス」としたうえで、「ECTの費用対効果分析はあまりにお粗末で、科学的に正当化できるものではない。・・・したがってECT の使用を続けることは、精神医学には科学的根拠に基づく医療 (EBM) が取り入れられていないことを示すものである」が論文の結論。

これまでもFDAはECTの安全性や有効性の証明を求めることなくもう何十年も「黙認」してきましたから、今回も米精神医学会の圧力に屈するだろうとの見方が優勢です。

「医療介入のないほうが改善する」ことを示す論文も多数存在する精神疾患。

多額の税金を使って精神医療を拡大させる真の目的はどこに?

精神疾患薬物治療-再発と悪化のメカニズム

Updates on the Epidemic

MAD IN AMERICA

"Antipsychotics increase a person’s biological vulnerability to psychosis"
『抗精神病薬は精神病に対する生物学的脆弱性を増す』

by Robert Whitaker


1970年代、研究者は抗精神病薬がD2受容体として知られるドーパミン受容体のある特定の亜型(サブタイプ) をブロックすることを発見。そのブロックに反応して脳がD2受容体密度を増加させる。こうしてドーパミンに対して「過敏」になり、それによって生物学的にさらに精神病に対して人は脆弱になるのではないかと、2人のカナダ人医師、ガイ・シュイナード (Guy Chouinard)、およびバリー・ジョーンズ (Barry Jones) は推論した。

統合失調症患者が抗精神病薬の服用を停止しようとすると再発し、長期にわたって薬物治療を受けているにもかかわらず悪化することが多いのは、これが理由ではないかと推論。そして、長期的には多くの患者が「遅発性精神病」を発症し、そうなると「以前にも増して症状が悪化したように見える」ことを二人は報告した。

シュイナードとジョーンズが1970年代後半から1980年代前半にかけて提起したこの仮説は、つかの間の怒りを買うことになったが、ほとんど忘れ去られていた。事実上の臨床所見に基づいたこの仮説が示唆するのは、長期的に見ると抗精神病薬が精神病の症状を悪化させるということであり、そう考えることは、統合失調症と診断される患者は生涯にわたって薬を飲み続ける必要があると公言してきた精神医学を、明らかに危うくするものであったのだ。

しかし2005年、トロント大学のフィリップ・シーマン (Philip Seeman) はこの仮説を洗い直し、精神病の動物モデルにおいて、アンフェタミン、エンジェルダスト、遺伝子突然変異、あるいは脳障害など、様々な精神病トリガーのすべてがドーパミンに対して「高い親和性」を持つD2受容体の増加を引き起こし、またジプレキサのような新しい非定型薬を含めた抗精神病薬でも同じことが引き起こされたことを報告。言い換えれば、精神病の動物モデルにおいて「共通経路」と特定されるまさに生物学的異常を、抗精神病薬が引き起こしたことになる。

つづいて2007年、シーマンらはこのドーパミンに対する過敏性が、「現在行われている抗精神病薬投与が経時的に治療の失敗につながる理由である」と報告。
シーマンらがそれを調べた方法はこうである。

脳のドーパミンレベルを上げるアンフェタミンをラットに投与すると、ラットは歩行運動 (ロコモーション) を増加させる。抗精神病薬が最初はこのアンフェタミンにより誘起されたラットの運動を阻害するが、それは抗精神病薬がドーパミン受容体を阻害するためである (その結果、アンフェタミンの効果を無効にする)。しかし経時的にはその抗精神病薬がラット脳のD2受容体の著しい増加を誘発し、ドーパミンに対して「高い親和性」を持つD2受容体を2倍以上にするとシーマンは報告した。ラットはドーパミンに対して「過敏」になっており、こうなるとアンフェタミンを投与しても、もはやアンフェタミンにより誘起された運動を抗精神病薬はブロックしなかった。

このことは、経時的に「抗精神病薬がたびたび効かなくなる」理由を説明する・・・・今回の結果から、抗精神病薬によって起こったドーパミンに対する過敏性が、患者によっては精神病の再発を生じやすくしていることが示唆されると、シーマンは報告。

言い換えれば、シーマンらの対象動物は、30年前にシュイナードとジョーンズが唱えた「ドーパミン過敏」仮説を確認したのである。抗精神病薬は、経時的に精神病に対する生物学的脆弱性を増し、このことが多くの患者を慢性病に至らせている。

―――――
NOTE

○ 筆者 Robert Whitaker (ロバート・ウィテカー)氏について

医療・科学分野を専門とする調査報道ジャーナリスト。
精神医療と製薬企業に関する記事でPolk賞(医療部門)・National Association of Science Writers賞を二度獲得。
また、精神医療による虐待をシリーズで取り上げた記事により、ピューリツァー賞の最終選考にノミネート(1998)。

デカプリオ主演の映画、「シャッター・アイランド」は、彼の著作「Mad in America」をヒントにしたといわれている。




original text

Antipsychotics increase a person’s biological vulnerability to psychosis

During the 1970s, researchers learned that antipsychotics blocked a particular subtype of dopamine receptor, known as the D2 receptor. In response to that blockade, the brain increases the density of its D2 receptors. This, reasoned two Canadian physicians, Guy Chouinard and Barry Jones, makes a person “supersensitive” to dopamine, and thus more biologically vulnerable to psychosis.

Chouinard and Jones reasoned that this was why so many schizophrenia patients relapsed when they tried to go off an antipsychotic, and also why schizophrenia patients who stayed on the medications long-term nevertheless worsened. Many patients develop “tardive psychosis” over the long-term, and when this happens, Chouinard and Jones reported, the “illness appears worse” than ever before.

When Chouinard and Jones raised this hypothesis in the late 1970s and early 1980s, it caused a brief fury, and then was largely forgotten. This hypothesis, which in fact was supported by clinical findings, suggested that antipsychotics worsened psychotic symptoms over the long term, and that understanding clearly imperiled the story that psychiatric had told to the public, which was that people diagnosed with schizophrenia needed to be on antipsychotics all their lives.

However, in 2005, Philip Seeman at the University of Toronto revived it with a report that in animal models of psychosis, all of the various psychotic triggers—such as amphetamines, angel dust, genetic mutations, or brain lesions—caused an increase in D2 receptors that have a “HIGH affinity” for dopamine, and that so did antipsychotics, including the newer atypicals like Zyprexa. In other words, antipsychotics caused the very biological abnormality identified as the “common pathway” in animal models of psychosis.

Then, in 2007—and this is the study I recently came across—Seeman and his colleagues reported that this dopamine supersensitivity was why “ongoing antipsychotic treatment leads to treatment failure over time.”

Here’s how they determined this. When rats are given amphetamines, which up dopamine levels in the brain, they show increased locomotion. An antipsychotic—at first—blocks this amphetamine-induced locomotion in rats, and that is because the drug blocks dopamine receptors (and thus counter the effects of an amphetamine.) But over time, the antipsychotic induced a notable increase in D2 receptors in the rat brain, and more than a doubling of D2 receptors with a high affinity for dopamine, Seeman reported. The rats had become “supersensitive” to dopamine, and after this happened, when they were given amphetamines, the antipsychotic no longer blocked the amphetamine-induced locomotion.

This, Seeman reported, explained why “antipsychotics so often fail” over time . . . our results suggest that an antipsychotic-induced increase in dopamine sensitivity might predispose certain individuals to psychotic relapse.”

In other words, their study animal confirmed the “dopamine supersensitivity” hypothesis advanced by Chouinard and Jones 30 years. Antipsychotics increase a person’s biological vulnerability to psychosis over time, and this leads many to become chronically ill.


新たな児童虐待の手口 - 子供への精神科診断と精神科薬投与

The New Child Abuse

"The New Child Abuse: The Psychiatric Diagnosing and Drugging of Our Children"
『新たな児童虐待の手口 - 子供への精神科診断と精神科薬投与』

ハフィントン・ポスト紙(Huffington Post)- Dec 17, 2010

by Peter Breggin (ピーター・ブレギン)


世界中どの社会にも、弱者を虐待する方法が存在する。子供、女性、高齢者、民族的・人種的・宗教的少数派、貧困者、精神的に苦しむ人、身体障害者、型にはまらないライフスタイルで生きる人。こういう人たちは世界中どの社会でも、程度の差こそあれ、虐待を受けてきた歴史があり、今も虐待の対象である。

こうした虐待を完全に排除することは不可能であることは確かであるが、虐待があまりに広がり、個々の国民がこれらの虐待を正当化、あるいは無視し、明確な態度を打ち出していないこともまた確かなことである。

これまでは、道徳、宗教、愛国心、あるいは民族の名のもとに、虐待の蔓延が正当化されてきた。しかし今私たちは、科学と医学の名のもとに最悪の虐待が正当化されつつあるのを経験している。

それが現代の手口なのだ。

科学と医学による巧妙な合理化と正当化によってまったく認識されていないが、現代社会で最も破壊的かつ広範囲な児童虐待に、鋭い嗅覚の備わった大人なら誰でも、そして子供の多くも気づいている。おそらく成人アメリカ人、そして大人になりかけている子供ならだれでもこの虐待の被害に遭っている子供を少なくとも一人ぐらいは知っている。特に教師、コーチ、あるいは子供相手の仕事をする人なら、この新たな虐待に遭っている子供を、何十人、時には何百人も知っているはずだ。

私たちの社会に特有の新たな児童虐待、それは子供に対する精神科診断と投薬である。

診断には、LD (学習障害)、 ADHD (注意欠陥多動性障害)、 OCD (強迫性障害)、反抗的行為障害、双極性障害、アスペルガーや自閉症のスペクトラム障害など、数えきれないほどの障害がある。また子供たちは、各種心理テストの被害者でもある。それによって不注意や実行機能の欠陥を特徴とする前頭葉機能不全などと、勝手なレッテルを張られてしまうことも増えている。

そしてこうした診断の増加に伴い、刺激剤、抗うつ薬、トランキライザー、気分安定剤、抗精神病薬など各種精神科薬剤が、広く子供に投与されているのだ。またこうした薬剤の中でも特に破壊的とされるリスパダール、ジプレキサ、ジオドン、セロクエルといった抗精神病薬を子供に使うことが、FDA (米食品医薬品局) によってどんどん正式に承認されているのである。一方で、血圧降下剤から抗けいれん薬に至るまで、成長期にある子供の脳を鎮静化させるあらゆる薬も、その有害な影響を無慈悲にも顧みることなく、日常的に処方されている。

抗精神病薬の多剤投与によって抑制され、潰されてしまっている子供たちを見ることも、今や稀なことではない。

おそらく今の子供たちの10~20パーセントは、一度はそういう診断を受け、薬を飲まされることになるだろう。特殊学級や児童養護施設の子供、あるいは障害者保障制度 (SSI/SSDI) の恩恵を受ける子供に限れば、その数はほぼ100パーセントである。児童保護サービス、教育機関、精神科医療機関によって選び出された子供が、精神科薬の犠牲者になる傾向にある。向精神薬複合体、つまり製薬業界・精神医療業界・米国立精神衛生研究所・保険会社・その他製薬企業をスポンサーとする様々な団体が、この虐待を生む源になっている。両親による虐待は稀である。親たちは「権威」にミスリードされ、脅されることで、より良い判断が狂わされ、子供を薬漬けにしてしまうのだ。

そこには自明の二つの法則がある。
その1- 自分の頭に「何か悪いこと」が起こっていると子供に思わせる。例えば遺伝的な混線、あるいは生化学的な不均衡が起こっていると思わせることで、自尊心、個人の責任、自制心、無限の将来への希望を子供たちから確実に奪い去る。
その2- 自分には精神障害があると子供に信じ込ませる、あるいはあるかのように扱い精神科薬に頼らせることで、生涯にわたって精神障害患者を作り上げる。

さらにもう二つの法則があり、これには多少の科学的なエビデンスが必要となる。
その1- アルコールやマリファナ、そして精神科薬などの精神活性物質は、脳や心の機能を弱め、障害を与えるものであり、どれひとつとして精神障害を改善するものはない。これらの物質を摂取することで得られる気分の良し悪しに関わらず、それがどのような精神活性物質であろうとも、本来あるべき心や精神に部分的な障害を引き起こす。もう少し具体的に言えば、その殆どが脳細胞にとっては毒である。私はこれを、精神科治療による「脳損傷の法則」と呼び、医学教科書には千件以上もの参考文献を掲げて説明、立証してきた。
その2- 刺激剤による慢性うつ病や成長の阻害、そして精神病治療薬剤による糖尿病、重度の肥満、外観を損なう神経障害、短命化など、あらゆる精神治療薬には恐ろしい、そして時には死をもたらす有害事象を引き起こす可能性がある。以上のことを確認し、さらに知識を身につけるには、「抗精神病薬」をグーグル検索すればよい。あるいはこれをテーマに私の書いた本、特に「Brain-Disabling Treatments in Psychiatry, Second Edition (精神医学による脳に損傷を与える治療) 」を読むのも良い。診断名は変わる。薬剤の化学構造も変わる。そして販売促進戦略も変わるだろう。しかし、精神科の診断と子供に薬を飲ませることは常に虐待であることに変わりはない。

さて、ここからは皆様に難しいですが試していただきたい。精神科の診断が下され、もうすぐ薬を飲み始めることになった子供の身になって、今、自分がどんな気持ちで、どんな精神状態にいるかを想像していただきたい。子供と同じ気持ちになっていただきたい。でも落胆するのではない。子供が生まれながらにして持っている願い-愛し愛されたい、理にかなった躾を自分の糧としたい、遊びたい、楽しみたい、大人になって責任ある行動をしたい、学びたい、そして自分で決めた夢に向かって手を伸ばしたい-そういう気持ちに共感していただきたい。

どうですか? 子供の気持ちになれたでしょうか?そういう心の状態で、「君は正常じゃない」、「君には障害がある」、「君は他の子と違うけど、それは良い意味じゃないよ」と言われたら、皆さんはどう感じられるだろうか?精神障害は言うに及ばず、他と違うということを、みなさんはどのように感じられるだろうか?自分に決められた限界にそって親や先生の期待があるとすれば、あなたはそれにどのような影響を受けるだろうか?

純粋に子供の身になって考えてみてください。子供というものは、自分の恥ずかしいことを隠したり、なだめるためには、大人に対してどんなことでも言うもの。さらに言っておけば、精神活性物質は感情や認識の混乱を起こし、それを理解し判断する個々の能力を低下させる。精神科の診断によって烙印を押され、のけ者にされる気持ちがどんなものかを子供の立場に立って味わってみよう。

そして、薬を飲まされた子供の頭の中を想像する。薬はいつもと違う気持ちにさせ、それを嫌だと思っても、周囲は飲まなければだめだという。普通にしているために薬を飲まされるのは嫌だ。それでもあなたは子供。あなたには何もできない。

血液脳関門を突破し、正常な生化学的機能を混乱させる脳障害を引き起こす化学物質に適応するために、徐々にあなたの脳と心はもがき始める。薬の魔力の一面には、感情や知力の鈍化に慣れてしまうことでもはやその違いにもほとんど気づくことがなくなるというのもある。

では次にこういうことを考えてみよう。抗精神病薬を投与された子供たちは、有毒物質にどっぷり浸かった、文字通りのこの上なく汚染された脳を持って成長する。すでに知られている副作用のことを考えてみよう。そして子供の脳機能、化学物質によって永久に変わってしまったさらに細かな脳機能の変化にも思いを巡らせてみよう。

毒物が侵入する前の自分たちに開かれていた道、神が用意してくれていたはずの道、それをこの子供たちがもう知ることはない。

医学や科学の権威だから、立派な大学だから、そして国が言うことだからと、騙されてはいけない。彼らこそが一団となってこの虐待の蔓延を支えているのだ。女性や子供、そして少数派への組織的な虐待から、奴隷制度やホロコーストに至るまで、こうした虐待を許し、それによって利益を得てきたのは、これら権力側の人間であったことは歴史が物語る。社会のトップにいる権威が、こうした虐待の蔓延を正当化している。そうでなければこんな虐待が始まることはなく、それが続くはずもない。

権威は拒否。
人間としての良識、健全な倫理観、本物の科学を拠り所に。

そして正しい知識を。

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筆者について (ウィキペディアより)

ピーター・ブレギン(Peter Breggin) アメリカの精神科医。
精神医療の改革に尽力し、米国精神医学の良心と呼ばれる。

略歴
1936年5月11日生まれ。 ハーバード大学を首席で卒業後、ニューヨーク州立大学でのインターン、米国国立精神衛生研究所勤務などを経て、1968年より精神科開業医。 1971年に精神医学心理学研究国際センターを設立。 ハーバード・メディカルスクール、ジョンズ・ホプキンス大学、ジョージ・メイソン大学など、多数の大学で教えている。

ADHD批判
アメリカで最も有名なADHD批評家と、ニューヨークタイムズに呼ばれている。ブレギンによると、ADHD(注意欠陥・多動性障害)を持つと言われる子供の殆どはDADD(Dad Attention Deficit Disorder)(父親のケア欠陥障害)であり、父親が仕事や他のことに忙しかったり、そばにいなかったりすることで、十分なケアが与えられていないのだと言う。 又、子供の行動をコントロールするために教師が親に投薬の圧力をかけている実態に関し、議会で証言している

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original text

The New Child Abuse: The Psychiatric Diagnosing and Drugging of Our Children
The Huffington Post—Dec 17, 2010

by Peter Breggin

Every society has found its own methods to abuse its most vulnerable members: children; women; the elderly; ethnic, racial and religious minorities; the poor; the mentally distressed or distressing; the physically disabled; those with unconventional lifestyles. All of these have been widely abused and all remain victims of abuse to varying degrees in societies throughout the world.

Just as it is certain that these abuses can never be fully eliminated, it is also certain that these same abuses will expand to the degree that individual citizens justify or ignore them and fail to take a stand.

In the past, the most rampant abuses have been justified on moral, religious, patriotic or ethnic grounds. But increasingly we will see the worst abuses rationalized on scientific and medical grounds. It’s the modern way.

Science and medicine have so successfully rationalized and justified our society’s most devastating and pervasive form of child abuse that it remains almost wholly unacknowledged, though it is known to every sentient adult and to most children. Probably every adult and half-grown child in America knows and can identify at least one child who is the victim of this abuse. Those who teach, coach, minister to or otherwise serve children may know dozens or even hundreds of children who are victims of the new child abuse.

Our society’s particular form of child abuse is the psychiatric diagnosing and drugging of our children.

The diagnoses are becoming almost innumerable including LD, ADHD, OCD, oppositional defiant disorder, bipolar disorder, and Asperger’s and autistic spectrum disorders. Increasingly children also fall victim to psychological tests that allegedly identify frontal lobe dysfunctions characterized by inattention or flawed executive functions.

Like the diagnoses, the drugs administered to children have mushroomed to involve every class of psychiatric medication, including stimulants, antidepressants, tranquilizers, mood stabilizers and anti psychotic agents. The FDA has increasingly given official approval for giving children especially deadly anti-psychotics such as Risperdal, Zyprexa, Geodon and Seroquel. Meanwhile, anything that can sedate the child’s growing brain from anti-hypertension drugs to anti-seizure drugs are routinely dispensed with callous disregard for their harmful impact.

It’s not uncommon to find children subdued and crushed by multiple psychiatric drugs. Probably 10 to 20 percent of our children will at some time be diagnosed or drugged. This number includes nearly every child in special education classes, foster care or on SSI/SSDI. Any child singled out by child services and educational or psychiatric authorities is likely to fall victim to psychiatric drugs.

The Psychopharmaceutical Complex is the source of these abuses: the pharmaceutical industry, organized psychiatry and medicine, NIMH, insurance companies and various other groups supported by the drug companies. Few parents are abusers; they are misled and intimidated by the “authorities” and often medicate their children against their better judgment.

Two principles are self-evident: First, convincing children that they have “something wrong” in their heads such as genetically crossed wires or biochemical imbalances is the surest way to rob them of self-esteem, personal responsibility, self-mastery and the hope of an unlimited future. Second, convincing children that they have a psychiatric diagnosis or treating them as if they have one and teaching them to rely on psychiatric drugs is a prescription for their becoming lifelong mental patients.

Two other principles require a little more thought or scientific evidence: First, all psychoactive substances from alcohol and marijuana to psychiatric drugs reduce and compromise the function of brain and mind, and none improve it. Whether or not we like the feelings we get from them, all psychoactive substances impact us precisely by producing a partial disability of our highest mental and spiritual life. More concretely most are poisonous to brain cells. I call this “the brain-disabling principle” of psychiatric treatment and have described and documented it in a lengthy medical text book with more than 1,000 scientific references.

Second, all psychiatric drugs have potentially horrendous and even lethal adverse effects from chronic depression and growth stunting caused by stimulants to diabetes, severe obesity, disfiguring neurological disorders and shortened lifespan caused by “antipsychotic” agents. You can confirm and expand on these observations by googling antipsychotic drugs or reading my various books on the subject, especially “Brain-Disabling Treatments in Psychiatry, Second Edition.” The names of the diagnoses will change. The chemical structures of the drugs will change. The promotional strategies will change. But, in my opinion, it will always be abusive to psychiatrically diagnose and drug children.

Now comes the challenge. Put yourself into the emotional and spiritual life of a child who has been diagnosed and will soon be drugged. Be empathic, but not in a disheartening way. Be empathic by connecting with love to the child’s inherent desire to love and be loved, to benefit from rational discipline, to play and to have fun, to grow up and to take responsibility, to learn, and to reach to his or her self-determined stars.

Are you able to put yourself in that child’s place? How does it feel to be told you’re not normal, that you have a disorder, that you’re special but not in a good or hopeful way? How does it feel to be different, let alone mentally impaired? And what impact will it have on you when the expectations of your parents and teachers are tailored to your limitations?

Be genuinely empathic. Children will say almost anything to adults to cover up their shame or to appease them. Beyond that, the medication spellbinding effects of psychiatric drugs impair the individual’s ability to perceive or evaluate the emotional and cognitive disruption that the psychoactive substances are causing. Put yourself in the child’s place and know what he or she must feel about being stigmatized and marginalized by psychiatric diagnoses.

Now imagine yourself inside the head of the child being drugged. The drug makes you feel different and you don’t like it, but everyone says you need it. You don’t want to have to take a drug to make you normal. But you’re a kid and there’s nothing you can do about it.

Gradually your brain and mind struggle to adapt to the brain-disabling chemical that’s crossed your blood brain barrier and disrupted your normal biochemical functions. As an aspect of medication spellbinding, you become so accustomed to your more flattened emotions and reduced mental acuity that you hardly notice the difference anymore.

And now consider this: All these children will grow up with brains drenched in toxic substances, literally polluted in the extreme. Think about the known adverse effects and dare to imagine the even more subtle changes in the function of the brains of each child, brains forever chemically altered.

These children will never know what evolution or God really intended them to become before these toxic intrusions.

Do not be misled that the medical and scientific authorities, and the weight of the universities and government, wholly support this rampant abuse of children. From the systematic abuse of women, children and minorities throughout the ages to the institution of slavery and the Holocaust, those in authority have condoned and benefited from these abuses. Authority at the top of society always justifies these widespread abuses, otherwise the abuses would never get started, nor would they persist.

Reject the authorities. Rely on common sense, sound ethics and real science. Allow yourself to become empathic toward these abused children. Then become angry, energized, motivated and engaged. Educate yourself. My books and those of many others will introduce you to a new world of science, education and philosophy about childhood and children. Find your own way to protest and to make a difference. Join us at empathictherapy.com in our efforts to protect our nation’s children from psychiatric abuse and to offer them genuine love, inspiration, service and education.

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