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汚れた製薬企業と「心の専門家」へ-バチカンからの警告

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THE CATHOLIC REVIEW

Drug company greed puts kids at risk, US speaker tells Vatican meeting

By Rita Fitch
Catholic News Service

http://www.catholicreview.org/subpages/storyworldnew-new.aspx?action=9117

『子供を危機にさらす製薬企業の貪欲さ- バチカンの会議で米代表が警鐘』 (カソリック・ニュースサービス)


VATICAN CITY – 子供や若者に有害な精神薬の過剰処方を煽る製薬企業に立ち向かうことができる唯一の組織は、カトリック教会だろう。
そう語るのは、臨床心理学者で"ハート・アンド・ソウル・オブ・チェンジ"のディレクターであるバリー・ダンカン博士。

11月18日・19日に開かれたバチカンの医療省高位聖職者会議の席上、博士は精神薬には欠陥だらけの研究方法がまかり通り、過激なまでのリスクの矮小化が、精神科薬の有効性や安全性を信用ならないものにしているとし、精神科薬に関する臨床試験のエビデンスは利害対立によって歪められることが多く、特に製薬企業の資金によって行われる臨床試験や研究者が製薬会社からコンサルタント料を受け取っている場合にはそれが顕著であるとした。

教会の持つ広いネットワーク力と国際的な影響力からすれば、「バチカンこそが道徳観も倫理観もない強欲な製薬企業の力に唯一対抗できる力である」と語る。

修道会、カトリックスクール、病院、医師会、メディア、教会区に対し、精神科薬に関する深い知識と理解を求めるとともに、薬のリスクとベネフィットを正しく話し合える正確な情報の提供とともに、子供やその家族が代替医療を見つける手助けをするように求めた。

11月19日の会議では、博士は「小児科における精神科薬剤の使用問題」と題して講演、18日には家族省高位聖職者会議、カーディナル・エニオ・アントネリ議長ともこの調査結果が話し合われた。

博士は現在アメリカは若者に対する精神科薬の処方件数が世界でも群を抜いているとし、行動療法や社会療法が施される前に、あるいはそれに代わるものとして抗精神病薬が処方されていることがヨーロッパでも増えてきたと指摘。

米国では特に児童養護施設やメディケイドの貧しい子供たちに抗精神病薬が投与される割合が4倍高く、さらにいくつもの薬が投与される多剤投与の割合も6倍高いことが最も憂慮すべきことであるという。

また、貧しい子供たちは、「治療というよりも管理のための介入として危険な薬の投与対象にされやすい」と言う。

行動的、精神的問題に薬を初期対応として処方することを支持する臨床的エビデンスはなく、薬剤の長期的効果に疑問があるというだけでなく、依存や障害など、深刻な健康上のリスクがあると博士は言う。

「教会、コミュニティー、また社会的、精神的過程においても、化学の力に対する信仰が、製薬企業による医療に関わるあらゆるものをターゲットにした未曽有の販売促進に煽られ、治療、研究、教育、診療、そのすべてが薬剤を中心にとらえてしまっている元になっている」と、博士は言う。

子供は声を上げることはなく、子供たちの健康は大人の判断、決定に委ねられているとも付け加えた。

家族、心のケアに従事する者、小児科医、そして医療従事者は、「正しいデータ、製薬企業の影響を受けない真実の情報にアクセスする必要がある」とダンカン博士。


ーーーー

医療従事者なら誰でもが知る「ヒポクラテスの誓い」には、『何をおいても、(患者に)害だけは与えてはならない (Above All,Do No Harm)』 というのがあります。

現行DSM のタスクフォースで委員長を務めた米デューク大、医科大学のアレン・フランセス名誉教授をはじめ、世界中の多くの"良識ある精神科医"らが、製薬企業からの"糸目をつけない資金援助"を得て行われるマクゴーリらの「オーストラリアの精神疾患早期介入」を問題視し、「非倫理的である」と批判するのは、まさにその点です。

とはいえ、現実の医療においては常にリスクが伴うもの。十分な情報提供と議論が必要です。

ところが、こうした批判がすでにあることすら、患者家族はもとより医療従事者にも十分には知らされていない。それどころか、巧妙なマーケティング戦略の餌食となる善意に満ち溢れただけの医療・福祉従事者があまりに多いことも問題ですね。

ベンゾや今のSSRIの例のように、30年後にその危険性が知れ渡ることになっても、すでに抗精神病薬によって人生・命を奪われてしまった子供や若者に笑顔が戻ることは、もう二度とないのです。


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