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米 ニューヨークタイムズ紙に学ぶ 「こころの薬」の裏事情 4/4

4/4

NEW YORK TIMES

"Side Effects May Include Lawsuits"

By DUFF WILSON
Published: October 2, 2010

http://www.nytimes.com/2010/10/03/business/03psych.html?_r=2&pagewanted=2

登録が面倒な人はこちらで
http://www.nyaprs.org/e-news-bulletins/2010/2010-10-04-NYT-MH-Drug-Side-Effects-May-Include-Lawsuits.cfm

≪全訳≫ 4/4

訴訟問題も副作用?

「それは私たちにとって一つの汚点」と、イーライ・リリー社のジョン C. ラチュライター総務部長は取材に答える。
「二度とあっては欲しくない。再発防止として、インテグリティとコンプライアンスを正しく意図するだけでなく、それをサポートするシステム作りが確実に行える方策も導入しています」とする。

ファイザー社の総務部長ジェフリー・B.キンドラーも同様のことばを口にする。
「二度とありません」
「私は非常に深刻にこのことを受け止めています」と、彼は取材に答えた。

現在、キンドラー氏には、ファイザー社としては3度目となる連邦政府との間で合意され5年間の企業説明責任というのがあり、営業活動の是正、従業員の監視、不正行為の連邦政府への開示が求められている。
1度目の2002年は、リピトールの販売でのリベート支払いを公表しなかったことに対して。
2度目の2004年は、抗発作薬ニューロンチンの不法マーケティングに。
そして今回で3度目となった昨年は、鎮痛剤ベクストラの不法マーケティングであった。

最初の2つの事態はワーナーランバート社とパークデイビス社から引き継いだことによるものであるとファイザー社。
「私たちの社員がやったことではない」と、主任薬事監視指導官兼務のファイザー副社長、ダクラス・ランクラー氏。

保健・福祉省総括監察官のルー・モリス主席法律顧問によれば、こうした製薬企業による違法販売を是正し処罰する政府の取り組みは、今後さらに強化させてゆく考えだ。

取材では、「これまで通りはいかないというメッセージを製薬企業に届けたい」と顧問。

これまで製薬企業の職員が知能犯として罪に問われることはほとんどなかったが、間もなくそうではなくなると彼は言う。
そして、「今われわれがターゲットにしているのは、知るべき立場にあったはずの責任者や幹部職員である」と言う。

製薬企業というのはあまりに巨大で、国の契約企業から締め出すことができない。医薬品を必要とする患者の不利益になるからだとモリス氏は言う。
だが現在、氏によれば、こうした詐欺を行った医療関連企業に対し、その子会社を強制的に売却させる案が話し合われているという。
そして、情報を無視する企業重役には、株主による多数の訴訟に直面するという、更なるリスクが待ち受けることになる。

政府は来年中に少なくとも検察官15名、捜査官100名を増員し、こうした医療詐欺の追求にあたる予定。

2年前、米研究製薬工業協会はにマーケティングに関する行為規範をさらに強化して、医師への贈答、食事を禁止しているが、それでもMRが医師のオフィスに食事を届ける行為は後を絶たない。

政府との和解合意による求めに応じ、コンサルタント料や講演料名目の医師への支払いを開示している製薬企業もある。
また、メディカルライティングや卒後教育の関係者らは、製薬企業による影響の開示、もしくはそれを抑えるための一歩を踏み出している。
しかし現在も虚偽請求取締法に問われた訴訟が1,000件以上も行われ、そのほとんどが医療関連であり、さらにその多くが利益の上がる抗精神病薬に集中する。

この問題一つとっても、製薬産業が問題の多い慣行を是正しているとは言い難いとの批判もある。

「製薬会社のリベートは今でも続いている」と、リリー社とアストラゼネカ社の裁判で内部通報者の代理人を務めた弁護士であるスティーブン A. シラー氏は言う。
“And it’s still easy to market these drugs to doctors who are rushed.”
「いろいろとお忙しいお医者様にこうした薬を売り込むのはさらに簡単なことですからね」


(rush=(麻薬・金などによる) 突然の快感、恍惚感という意味を暗に含む。金・クスリ(麻薬)に舞い上がった精神科医への当てこすり?)





追記

Ex-Glaxo Executive Is Charged in Drug Fraud
The New York Times, November 9, 2010

グラクソスミスクラインの元副社長である有名弁護士を告発。
抗うつ薬ウエルブトリン(Wellbutrin)をやせ薬として違法マーケッティング。
容疑はその捜査に対する偽証および捜査妨害。
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