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不況時を生き抜くメンタルヘルス (英 デイリーメール MailOnline)


"
Will we ever wake up to the deadly risks of happy pills?"

As new research reveals antidepressants raise the danger of heart attacks, the disturbing cost of this modern addiction

The Daily Mail, December 13, 2010
by John Nash

『ハッピー・ピル(精神安定剤)の命にかかわるリスク-私たちはいつになったら目が覚めるのか?』
抗うつ薬は心臓発作のリスクを高めることが新たな研究から判明-この現代に広がる依存症のショッキングな代償


ハッピー・ピル(精神安定剤)の命にかかわるリスク-私たちはいつになったら目が覚めるのか?
抗うつ薬は心臓発作のリスクを高めることが新たな研究から判明-この現代に広がる依存症のショッキングな代償

デーヴィッド・キャメロンが国民の幸福向上キャンペーンに乗り出す中、ハッピー・ピル (精神安定剤) を服用する1200万人の英国人にとってはなんとも悲惨なニュースがあった。抗うつ薬は致命的心臓発作を起こすリスクを上昇させると、ロンドンに本拠を置く研究者らが発表したのだ。

この研究はハッピー・ピルにはまってしまった国民にとって注意喚起を促す最新のもの。ようやく私たちはこの警鐘に耳を傾け、薬剤による自失状態から抜け出すことになるのだろうか。

もうそろそろ気づくべき時だ。抗うつ薬にはほとんど効果がないことを示す研究がすでに山のようにある。それどころか、抗うつ薬は慢性的な依存状態を引き起こし、身を砕くような絶望感から人生すら台無しにされてしまいかねないのだ。時にはそれが自己無視や死すらにもつながることがある。

ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(University College London, UCL)で公衆衛生を研究するマーク・ハマー博士が行った研究は、古いタイプの抗うつ薬 (三環系抗うつ薬)を服用する患者は、新しいタイプの抗うつ薬 (選択的セロトニン再取り込み阻害薬=SSRIs)を服用する患者よりも心臓血管疾患のリスクがはるかに高いとするもの。

「でも私はSSRIだから大丈夫」などと、私なら喜ばない。三環系が発見されたのは40年代である。それが、今になってようやくこの危険な副作用が確認されたのである。

さらに、SSRIにはすでに胃の出血のような深刻な副作用を引き起こすものがあることが知られている。また、その離脱症状は耐え難いほど深刻で、薬物依存になるケースもあるのだ。

こうした薬の影響を受けるのはうつ病に限ったものではないと、ハマー博士は言う。背部痛、頭痛、不安、睡眠障害などにまで今や抗うつ薬が処方されているからだ。



博士の統計によれば、イギリスでは去年1年間で抗うつ薬は約3300万件処方されていた。

いつか必ず抗うつ薬を処方されない人間が誰一人いなくなる。それが今、この時代の一大医療スキャンダルへと急速に発展しつつあるというのが私の意見だ。

抗うつ薬に関して一番問題となるのは、その副作用ではない。効果のなさが蔓延していることが問題なのである。軽度から中程度のうつにはほとんど効果がないのである。

ハル大学の研究者らが2年前に行った研究は、抗うつ薬のベネフィットがあるのは、非常に重度で臨床的な鬱状態にある極端な場合のみであると結論している。そしてその極端な場合とは、脳に物理的な問題がある場合が多く、それは事故や遺伝的な原因によるものである。では他のケースではどうなのか。

人が生きてゆく中で苦しみを感じるのは自然なことであり、本来は経験を通して学ぶべき苦しみまでもが病気とされてしまい、多くの人が必要もなく薬を飲まされているとする意見が広がっている。

うつ病治療を受ける八千人を対象に行われたアメリカでの研究では、その四分の一が臨床的にはうつ病ではなく、例えば誰かと死に別れたなど、人生の中で当然のこととして起きる出来事を経験していたにすぎなかったことがわかっている。

こういう症状は時が解決するものである (もちろんこんなことを言えば、頭を麻痺させる化学物質を大量販売することで多額の利益を得ている製薬企業には、大打撃だろう) と、その研究でも述べられている。

この分野では第一人者として知られるミシガン大学のランドルフ・ネッセ精神科教授は、この軽度のうつj症状というのは有益であり、今自分がしていることの手を一旦休め、もう一度考え直そうと体が教えてくれているのだと主張する。

仕事を失う、人間関係にひびが入るなど、つらい思いを経験した時、つまり人生のスピードを緩めて涙を流し、生き方を見直し、そして転換点にすることが道理にかなっている時、それを教えてくれることでうつ症状は役立っているのだと彼は言うのだ。

ところが今、私たちの暮らすこの世界は、元気がない時には薬を飲んで回復する必要があると言われるのだ。

そう信じているからこそ、一般診療所には患者が列をなし、時間に追われる医者側も、他に選択肢がないかのように、ハッピー・ピルをまるでお菓子でも配るように処方するのだ。

また、薬のおかげで切り抜けることができたと言う患者も多い。そういう人たちは、「薬で気分が良くなった。だから効果があるのだ。」と断言するだろう。ところが実際は、こうした薬が化学物質として作用したわけではないのだ。事実はただそのように思い込まされている。プラセボ効果と呼ばれるものである。

2008年、一般的な4種類の抗うつ薬に関する製薬企業自らが行った臨床試験データを詳細に調べていたハル大学のアービング・カーシュ(Irving Kirsch)博士は、ある奇妙なことに気が付いた。

薬によって患者の幸福感が改善されていたのである。それだけ聞けば、取り立てるほどのことではない。

しかしこの臨床試験、実は被験者の多くに抗うつ薬ではなく砂糖玉が投与されていたのである。

それでも実際の抗うつ薬を服用していた場合と全く同等に改善していたことがスコアーに示されていたのである。つまり、プラセボの患者は抗うつ薬の魔力 (および宣伝) を信じるあまり、実際には本物の化学物質による医療介入がなくとも自分の力でやる気を高揚させていたのだ。これが信じることから生まれる力なのである。

しかしこの現象にはマイナス面もある。プラセボの逆で、ノセボ (反偽薬効果) と呼ばれるものである。

例えば誰かにあるものを「害である」と思い込ませると、その人は実際に気分が悪くなる。

食欲旺盛にパクパクと食事中の人に食中毒の話をすれば、この効果を確かめることができる。同じようなことが、薬に取り憑かれてしまったこの世の中で起こっているのだ。

心の問題の解決には薬が必要だと思い込むことで、自分で何とかしようという努力をやめてしまうのである。

このことは最新の研究でも明らかにされている。ハマー博士は三環系抗うつ薬に心臓発作の発生を高めるリスクがあることを発見した。

だが、そのリスクの陰に霞んでしまっているもう一つの危険性がある。こうした薬剤を服用する多くの人が、自分で何とかしようという意思を失ってしまっていることだ。そういう人には喫煙者、太り過ぎ、そして運動嫌いの人が多い傾向があった。

もしそういう人が今より健康的な生活を始めれば、心臓発作を起こすリスクを三倍減らすことができるとハマー博士は言う。運動や減量には、うつや不安を和らげる働きもあるのだ。

ところが、自分ではもうどうすることもできないほど薬のとりこになってしまった人は、自分の力で変化を起こすことができない。

問題の多いこの薬が効いてくれるのを、ただぼんやりと座って待つだけ。そして薬が効かないと、さらに混乱するのだ。この悪循環に、無防備な人たちはどんどんのめり込むのである。

ではこの状況にはもはや救いはないのかというと、決してそうではない。例えば認知行動療法 (CBT)で救われる可能性がある。

すでに保健省のガイドラインには、抗うつ薬治療を受ける患者には、同時にCBTを施すことが指示されている。ただ一般医の財政上の問題から、CBTが提供されていないのである。

ではそもそもCBTとはどのようなものであろうか。

これは、うつの患者に自己破壊的な思考を改め、より健康的な考え方や行動をするように変えるトーキングセラピーの一つである。

体調を整え、身なりを整え、そして自分の人生に責任を持とうと、 (やさしく) 語りかける、つまりこれまで普通に行われていたことの現代版である。

ただ違うのは、荒涼とした今の時代においては、こういう昔からの由緒正しきメッセージが一朝一夕には伝わらないことだ。今の私たちはあまりに脆弱で、こうした賢明な助言にも耳を傾けられないのである。そんな助言を聞くと、あまりのショックで薬箱に飛びつくのである。

なんと恥ずべきことであろうか。誰の人生にも憂鬱でつらいことが時にはあるというこの単純で偽らざる事実を、さっと取り去ることのできるような抗うつ薬や会話セラピーなど、この世に存在しないのだ。

抗うつ薬依存というブラックホールに消え去るのではなく、目の前にある問題に力強く立ち向かうことこそが、私たちが選ぶべき最も健康的な道なのである。

特に今のように経済が下降線を描く時代においては、このメッセージは非常に重要である。時代は厳しさを増している。

しかし、薬にしがみつくことをやめることで、自分自身の持つ力、例えば積極性や自助能力を促進させ、はるかに良い状態にすることができる。

抗うつ薬を服用する何百万人もの人にとって、抗うつ薬には心臓に致死性の作用があるというこのニュースは悲しいものである。

しかし、もしこの警告を知ることで、抗うつ薬がもたらすさらに幅広い被害に対して目を覚ますなら、これは金では買えない貴重なニュースと言うべきだろう

--------

すでに精神科医療に対しては「三行半」を突きつけた感のある欧米メディア。

日本と違って、オバマケアがらみで製薬企業の悪行が毎日のように報じられ、精神科医やFDAの癒着・腐敗・利益相反にも厳しい目。

一方、メンタルヘルスの増進・自殺予防との掛け声の中、「子供への抗精神病薬投与は医の倫理に反する行為」と世界的にも厳しく批判される「早期介入」が厚労省の主導で進められ、上記ニュースにあるような精神科医療の根深い問題もあくまで「向精神薬の過剰処方・過剰摂取」で片づけようという態度の見える日本。

すでに精神疾患の「薬物中心療法」にはメリットがないばかりか、長期的には慢性化や激しい副作用で死に至ることもある非科学的医療との意見も広く聞かれ、将来的には医療としての存続すらも危ぶまれている状況で、いったい日本はいつになったらその過ちを認めるのだろう・・・・。

子供や若者の命より、精神科医療従事者、製薬企業、そして官僚・政治家の利益や既得権益に固執する国に未来などないはずだが。

原文

Will we ever wake up to the deadly risks of happy pills?As new research reveals antidepressants raise the danger of heart attacks, the disturbing cost of this modern addiction
By John Naish

Last updated at 10:14 PM on 13th December 2010

Just as David Cameron launches his campaign to boost national happiness, along comes grim news for the 12 million Britons taking happy pills. London-based researchers have just announced that antidepressants raise the risk of fatal heart attacks.
This research is only the latest wake-up call for a nation hooked on happy pills. Might we finally heed the warnings and shake ­ourselves out of our pharmaceutical stupor?

It is high time we did: a small mountain of studies shows that antidepressant drugs are largely ineffective. But more than that, they can ruin lives by creating chronic dependency and a grinding ­hopelessness that ­sometimes leads to self-neglect and death.

The latest study, by Dr Mark Hamer, a ­public health researcher at University ­College ­London, shows that people on the older drugs — tricyclic antidepressants — are at far higher risk of cardiovascular disease than those ­taking the newer class of pills, selective ­serotonin reuptake inhibitors (SSRIs).

But if I were taking SSRIs, I would not be cheered by the findings. Tricyclics were ­discovered in the Forties and it is only now we have identified these dangerous effects.

Moreover, some SSRI drugs are known to cause serious problems such as stomach bleeding. In addition, the withdrawal ­symptoms can be so severe that patients may become dependent on them.

Dr Hamer says his findings do not only affect people with depression, because antidepressants are also prescribed to people with back pain, headache, anxiety and sleeping problems.

Last year, according to Dr ­Hamer’s ­figures, about 33 million antidepressant prescriptions were dispensed in England.
At some point, surely, there will be no one left to prescribe for. In my view, it’s fast becoming one of the greatest medical scandals of our age.

The most worrying thing about these drugs is not their side-effects, but their widespread non-effect: they just don’t work for most ­people with mild to moderate depression.

Two years ago, researchers at Hull ­University concluded that the pills only benefit ­people who are most seriously, clinically depressed. In these extreme cases, there is often a physical problem in their brain, a result of genetics or accident. But what of the rest?

There is a growing view that many people are being needlessly drugged because the natural state of feeling unhappy is viewed as an illness, rather than a ­normal part of life that we should experience and learn from.

An American study of 8,000 ­people who had been treated for depression found that a quarter of them were not clinically sick, but had just undergone a normal life event such as bereavement.

Their symptoms, it said, should be left to pass naturally (that, of course, would be a blow to the drug manufacturers, who profit so handsomely from the mass ­consumption of their mind-numbing chemicals).

One leading expert, Randolph Nesse, a psychiatry professor at Michigan University, argues that this mild form of depression is ­beneficial, often ­interjecting in life to tell us to stop what we are doing and reconsider.

This can help, he says, when something awful happens to us, such as a job loss or relationship break-up, when it makes sense to slow down to grieve, reassess and make changes.

But instead, we live in a world that tells us that when we feel out of sorts we need a pill to recover.

It is this belief that ­creates queues of patients at the doors of hard-pressed GPs, who often feel they have no option but to hand out happy pills as though they were sweeties.

Many patients later claim they couldn’t have coped without them. They will swear that ‘the drugs make me feel better, so they must be working’. But often the drugs do not actually work as chemicals. Instead, they merely reassure us — the so-called placebo effect.

In 2008, Professor Irving Kirsch at Hull University found something strange when he took a close look at some figures from drug manufacturers’ own trials of four common antidepressants.

The drugs improved patients’ sense of wellbeing. So far, so ­unremarkable.

But many of those involved in the trials were given sugar pills instead of antidepressants.

And their depression scores improved just as much as those on the real pharmaceuticals. In other words, the placebo patients put so much store by the magical (and much-promoted) power of antidepressants that they lifted their own morale without any genuine chemical intervention. Such is the life-enhancing power of human belief.

But this phenomenon also has a dark side: the opposite of placebo, which is called the ‘nocebo’ effect.

This occurs when you convince someone that a particular thing will do them harm, and they begin to feel sick.

Talk to someone about food poisoning while they are tucking into a hearty meal and you will see the nocebo effect at work.
Something similar is happening in our pill-obsessed world. When we are convinced that we need drugs to get us out of an ­emotional crisis, we stop doing things to help ourselves.

This was clear from the latest research. Dr Hamer found that tricyclic drugs raise a person’s heart attack risk.
But that risk was dwarfed by another danger: the people ­taking the drugs often lost the will to look after themselves properly. They were more likely to smoke, be overweight and not exercise.

Dr Hamer says that if they started living more healthily they would cut their heart attack risk by three times. Exercise and weight loss would also help alleviate their depression and anxiety.

But people stuck in the role of helpless drug-munchers often ­cannot make that change for themselves.

They simply sit waiting for their questionable pills to work. And when the pills fail, they become even more demoralised. It’s a vicious cycle, and one that’s ­sucking in more and more vulnerable people.

Thankfully, this situation is not entirely hopeless. Such patients may be helped by cognitive behavioural therapy (CBT).
Health department guidelines already state that patients on antidepressants should also be given CBT, but many GPs’ ­budgets will not stretch to providing it.

And what is CBT?

It is a form of talking therapy that encourages depressed patients to exchange their self-destructive thoughts for healthier ways of believing and acting.

It is the modern equivalent of telling people (gently) to shape up, smarten up and take ­responsibility for their own lives.
Except that you could not possibly convey that time-honoured message with such stark clarity these days. Apparently, we are all too fragile to hear such sage advice: the shock might send us rushing to the medicine cabinet.

That is a terrible shame. All the antidepressant drugs and therapy-speak in the world cannot take away the simple, honest fact that life for all of us can be dismally hard at times.

For most of us, though, the healthiest option is to face our problems vigorously, rather than disappear down a black hole of antidepressant dependency.

That is an especially important message to spread during this economic downturn. Times are getting harder.

But instead of grasping for ­tablets, we would be far better off being encouraged to rely on our own resources — positivity and self-reliance.

It is sad news for the ­millions on antidepressants that their drugs may have lethal effects on the heart.

But if such warnings awaken us to the wider damage these pills wreak, they will have done everyone a priceless favour.




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