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8月13日とアフリカ・ケニア・マサイ族

The Scandalous Off Label Use Of Antipsychotics In Anxiety Disorders
Yet Another Warning For DSM 5

allen_frances.jpg

Published on August 8, 2011 by Allen J. Frances, M.D. in DSM5 in Distress


『不安障害におけるスキャンダラスな抗精神病薬の適応外処方』 
 - DSM 5 へのさらなる警鐘 -


DSM-Ⅳ タスクフォース議長 アレン・フランセス医学博士


DSM 5にこの提案がなければ、私がDSM 5の議論を始めることはなかった2つの提案がある。それは、特に子供や10代の若者にすでに広がってしまった身の毛もよだつ抗精神病薬の乱用を、さらに促すものである。DSM 5 が計画している「精神病リスク症候群(psychosis risk syndrome)」(あるいは attenuated psychotic symptoms と呼ばれる) と、「気分調節不全障害 (temper dysregulation )」(あるいは disruptive mood dysregulation と呼ばれる) という、とんでもない処方にもつながりかねない未検証の新たな診断の導入である。こうしたレッテルを張られた (しかも多くの場合、誤ったレッテルが張られているのだが) 子供たちに抗精神病薬が何らかのベネフィットをもたらすというエビデンスは、どこにも存在しない。だからと言って、抗精神病薬が不必要かつ不用意に使われることはないのかと言えば、決してそうでない。それが大いに懸念されるのである。

ところがこれら2つの提案を支持する連中は、私のこうした懸念には正当な理由がないとか、少なくとも大げさなものと考えている。この新しい診断で抗精神病薬の使用を推奨しているわけでもなければ、そうした使い方はFDAの承認適用外だというのが彼らの主張だ。しかしこの主張には、決定的に重要なポイントが欠けている。それは、いったんDSMの新しいカテゴリ―として公式なものにされてしまえば、あとは診断が独自の道を歩み始めるということである。そこに乱用される可能性がある限り (可能性があるのは明らかである)、それは乱用されるものである。つけ込む隙が少しでもあれば、そこに抗精神病薬の過剰使用が知らぬ間にこっそりと割り込んでくる。それは経験から明らかである。

抗精神病薬の乱用がいつの間にか蔓延していることを示す身も凍るような論文も最近発表されている( Comer JS, Mojtabai R, & Olfson M (2011) . National Trends in the Antipsychotic Treatment of Psychiatric Outpatients With Anxiety Disorders. The American journal of psychiatry PMID: 21799067)。不安障害のある外来患者に抗精神病薬が処方される割合は1996年には10パーセントであったものが、その10年後には倍以上にも増加。抗精神病薬が不安障害に効果があるというエビデンスは存在しないにもかかわらずである。存在するのは、こうした薬が危険な副作用を引き起こすという明らかなエビデンスだけである。不安障害に抗精神病薬を使用することをFDAも承認しておらず、従ってこの大量の過剰処方は、すべて承認適応外処方である。

これは実に憂慮すべき問題ではあるが、残念ながら実際には驚くほどの問題ではない。抗精神病薬はすでに首位の座を獲得しており、その処方の多くは科学的根拠がなく、肥満やそれにまつわる様々なリスクを伴う恐ろしい副作用を引き起こしかねない厄介な問題があるにもかかわらず、年間150億ドルもの最高収益を生み出している。これは、日常の医療業務における注意力の欠如を反映した驚くべき結果でもある。適切に使えば、抗精神病薬は非常に価値があり、また必要なツールである。しかしこれほど抗精神病薬がデタラメなベストセラー薬になっていることを正当化するものは何もない。

有害な予期せぬ結果を引き起こすことに対して、DSM 5 はその責任を逃れることはできない。すでに顔面を張られるほどその結果が明らかになっている場合はなおさらだろう。抗精神病薬がこれほどまでに氾濫する中、今以上の波を引き起こす危険を冒すのは無謀である。頭も良く善意に満ちた人間が、実に恐ろしいこのような決定を下すことになるプロセスに、私の失望は尽きないのだ。

☆☆☆☆☆☆☆☆


 「アフリカ(ケニア)における「伝統的精神医療」報告――近代精神医療に対する「オルターナティヴ療法」の可能性を探る」安原 荘一 に、代替療法として「ムスリム伝統的治療」や「マサイ族の伝統的治療」というのが出てくる。

 多分にスピリチャルなもののように思うが、具体的にどういうものかまでは語られていないのでわからない。

 ただ、抗うつ薬にしたところでプラセボを上回る効果があるわけでもなく、逆に言えばプラセボでも"効く"のが「心の病」なのだろう。

してみると、危険な副作用がある薬物療法よりは、はるかに理にかなった療法なのかもしれない。



ケニアのマサイ族の村を訪れた時、子供たちが通う学校ができたために、もともとは遊牧民であったマサイ族にも定住が広がっていると聞かされた。
 
P4060062.jpg


いずれはマサイの村にもテレビやゲーム、パソコンが普及し、学校にはスクールカウンセラーが配置され、メンタルヘルスのスクリーニングが行われる。教師や親たちも精神疾患を学ばされ、怪しい子供が炙り出される。待ち受けるのは「子供や若者のこころを支援する」らしき、エビデンスのない抗精神病薬てんこ盛り薬物治療・・・そんな時代が来るのかもしれない。

そうなる前に、ぜひもう一度マサイマラまで足を運び、なにがあってもそんな社会にしてはいけないと、ピョンピョン飛び跳ねながら村々を巡りたい。

そしてそれは必ず8月13日でなければならないと思っている。(スピリチャルなマサイのお告げ - 統失による幻聴かも?)
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