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「統合失調症」相次ぐ誤診

シリーズこころ 読者の反響
「統合失調症」相次ぐ誤診


「シリーズこころ」には多くの読者からの手紙やファクスなどが寄せられた 10月末から9回連載した「シリーズこころ これ、統合失調症?」には、電子メールや手紙、電話など300件を超える反響が寄せられた。

 連載で取り上げたような、本当は別の病気なのに統合失調症と誤診された体験談は、95件にのぼった。良好な対人関係を築きにくいアスペルガー症候群などの発達障害や、強迫観念が強まる強迫性障害を、統合失調症と誤診される例が、なかでも目立った。

 軽度の発達障害で中学校になじめず、不登校に陥り暴力的になった息子を統合失調症と誤診された親は、「記事を読んで、息子のことを書かれたのかと錯覚した。息子がたまたまひどい精神科医にあたったのだと思っていたが、こんなに多い問題だったとは」と驚く。

 「息子は大量の薬でふらふらになり、学校どころではなくなった。それでも医師は、薬を飲み続けないと大変なことになると言い続けた」という。

 「4種類の抗精神病薬を含む、異常な量の薬を飲まされた」、「医師に薬を減らしてくれるよう訴えても相手にされず、従わないなら他に行けと言われた」など、薬の処方について疑問を投げかける声は強い。

 セカンドオピニオン(別の医師の意見)を取ることの効用も多く聞かれた。

 北海道の40歳代の男性は、薬を飲み始めてから幻覚や妄想がひどくなったために別の精神科医にかかったところ、症状は薬の副作用の可能性があることを指摘された。この男性は医師の指示に従って徐々に薬を飲むのをやめたところ、幻覚などの症状は治まり、仕事にも戻ることができた。

 紙面で紹介した、愛媛県在住の精神科医がインターネットを通じて相談に応じている医療相談掲示板「精神科セカンドオピニオン」にも問い合わせが殺到。対応する医師の日常診療に支障が出るほどだったため、インターネット上で直接相談できる人数を現在、週10人程度に制限している。掲示板でのやりとりはこれまで通り読むことができる。

 ある患者の家族からは「精神科の患者や家族の声に耳を傾けない社会的風潮があるのも、問題の背景にあるのではないか」との、意見も寄せられた。精神科医療のあり方は、社会全体で考えていく必要がある。

 心の病気は現代人に広く共通の病だ。来年も引き続き、「シリーズこころ」の企画で、取材、報告したい。(佐藤光展)


(2008年12月26日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20081226-OYT8T00213.htm
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