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セロトニン遺伝子とウツ病のつながりは無効、研究から判明

ウォールストリート・ジャーナル ヘルスブログ 2009年 6月16日
http://blogs.wsj.com/health/2009/06/16/serotonin-genes-link-with-depression-not-valid-says-study/

Serotonin Gene’s Link With Depression Not Valid, Says Study
セロトニン遺伝子とウツ病のつながりは無効、研究から判明

A gene long thought to be a risk factor for depression when combined with environmental stress doesn’t appear to be associated with increased depression risk after all. That’s the finding of research published in the Journal of the American Medical Association that analyzes pooled data from 14 different studies.
環境ストレスと結び付いてウツを引き起こすとして、長くリスクファクターと思われていた遺伝子、実はどうやらウツの増大とはまったく関係が無いようだ。これまでに集められた14の異なる研究を分析した、『ジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション』誌(JAMA)で発表された研究からわかった。

A highly publicized paper published in 2003 showed that individuals with a version of a serotonin-system gene, 5-HTTLPR, who experienced more life stressful life events had greater risk of depression.
2003年に発表され、たびたび引用されてきた論文では、セロトニン系遺伝子、5-HTTLPRを持つ人が生活上の出来事で普段より大きなストレスを経験した場合、うつ病になるリスクが高いとされていた。

Since then, many scientists have devoted themselves to studying that gene and to research that examines the interaction between genes and environment on mental illness. One company began offering a test of the gene to measure one’s likelihood of getting depressed and clinicians have wondered if they should test their patients as well.
以来、多くの科学者がこの遺伝子研究に取り組み、精神疾患と遺伝子の関係究明に全力を挙げてきた。ある企業は人がうつ病になりやすいかどうかを測定するためにこの遺伝子テストを提案し、同様に臨床医たちも患者にテストをすべきかどうか考えていた。

But the finding hadn’t been properly replicated, say the authors of the JAMA study, prompting the team to conduct the meta-analysis.
しかし今回JAMA誌にこの論文を発表した研究者によると、そうした発見には正当な再現性が無く、研究を行ったチームに、メタアナリシス(メタ分析=研究の統合と研究の評価の実施)を促している。

“One of the concerns of the research team that we raise [in the paper] is that this needs to be much more carefully filtered before it’s used for prime time with the public,” study author Kathleen Merikangas, referring to the genetic findings, told the Health Blog. Merikangas is a senior investigator at the National Institute of Mental Health.
「〔論文で〕取り上げる研究チームに対するわれわれの一つの懸念は、その研究が広く一般に公開される前に、もっと慎重にふるいかける必要があるのではということ」と、今回の調査研究の執筆者、キャスリーン・メリカンガスは、この遺伝的発見に関して本紙ヘルスブログに語った。キャスリーン・メリカンガスは、米国国立精神保健研究所(NIMH)の上級調査官でもある。

The researchers took data from 14 previously published studies, recoded and re-analyzed them according to the same criteria as the 2003 study. The results showed there was no relationship between the gene, stressful events and risk of depression, nor between the gene and depression itself. メリカンガスらの調査は、すでに発表のあった14の研究データを対象に、それらを2003年当時と同じ判定基準によって記録・再分析を行ったもの。その結果、遺伝子と、ストレスのたまる出来事やうつ病リスク、また遺伝子とうつ病そのものには、何らの関係もないことが判明した。

“We do not see that there is evidence for the interaction between the serotonin transporter gene, stressful life events and depression,” Merikangas told the Health Blog. The focus on this particular gene and environment interaction “is somewhat of an oversimplification of the very complicated pathways that lead to both clinical depression and depression that is a human emotion,” she said.
「セロトニン・トランスポーター遺伝子とストレスのたまる人生の出来事やうつ病との間に相関関係を示す証拠は何もありません」と、メリカンガスは本紙メンタルブログに語る。この特定の遺伝子と環境相互作用ばかりに焦点をあてるのは、「病的なうつ症状と、人間らしい感情としてのうつ状態、そのどちらにも通じうる非常に複雑な経路をあまりにも単純化し過ぎているのではないか」とも。

Merikangas said that the research team hopes researchers will “think more carefully” about studying gene and environmental interaction.
そしてメリカンガスは、遺伝子と環境相互作用について研究する者には「もっと慎重に考える」ことを望みたいとした。

‐‐‐‐‐‐‐‐ 以下、非難を受けた研究者の「弁解」は略

セロトニン - 今でも日本のテレビなどでは、専門家と称される高名な精神科医が得意げにこの化学物質を持ち出して、うつ病キャンペーンを行っています。

向精神薬(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)、一時的には確かにベネフィットがあります。
覚せい剤・麻薬と同種の「ベネフィット」です。

もちろんリスクも同じです。
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