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「心の痛み」そのものが、「精神科薬剤で治療すべき障害」となる日

米国精神医学会(APA)が先ごろ発表したプレス・リリースによると、2012年にリリースが予定されていたDSM-5(精神疾患・診断統計マニュアル)、どうやら2013年5月に延期されることに。

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米国精神医学会プレス・リリース
http://www.psych.org/MainMenu/Newsroom/NewsReleases/2009NewsReleases/DSM-5-Publication-Date-Moved-.aspx

"'Extending the timeline will allow more time for public review, field trials and revisions,' said APA President Alan Schatzberg, M.D. 'The APA is committed to developing a manual that is based on the best science available and useful to clinicians and researchers.'"
「スケジュールを延期することで、公開レビューや現場での試用と見直しができるようになる」と、米国精神医学会会長 Alan Schatzberg, M.D. 。「米国精神医学会は臨床医や研究者にとって現在利用しうる最善の科学に基づく有益なマニュアルの開発に尽力している」。
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また米国精神医学会は、2013年からメディケア/メディケイド(税金で賄われる健康保険)で採用されるWHO開発のICD-10-CM との整合性をとることも、今回延期の理由の一つに挙げてはいますが・・・

すでにDSM-5作成委員会メンバー28名のうち半数以上が製薬企業との利害関係が報告され、
http://www.cspinet.org/integrity/watch/200805051.html#4

気分障害を「科学的」にDSM-3に組み込んだ張本人、ロバート・スピッツァーですら、作成過程の不透明性を厳しく批判。
基準を低く設定して障害・疾患該当者を増やそうと目論んでいることや、予防のための前駆期(発病前とされる症状)の導入にも強い危機感を示している。
http://www.nytimes.com/2008/12/18/health/18psych.html?_r=1&pagewanted=1&hp
ニューヨークタイムズ紙

さらに「乱造される心の病」の著者、クリストファー・レーンは、ロスアンジェルスタイム紙の論説で、委員会の透明性の欠如と政治的陰謀の可能性を鋭く指摘している。
http://www.latimes.com/news/opinion/commentary/la-oe-lane16-2008nov16,0,5678764.story

ーーーーー

DSM-5で新たに追加が議論されている「bitterness = 苦しみ、苦痛」。

いよいよ人間の「苦しみ」そのものが、薬剤で「治療すべき」障害になる日が近い・・・。

当てはまらない人なんているのだろうか?
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