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お父さん、眠れてる?- 2010

Sleeping Pills and Anxiety Medications May Increase Mortality Rate, Study Finds
『睡眠薬や不安症の薬は死亡率を高める恐れ、研究から判明』

September 10, 2010, 12:09 pm

A recent 12-year Canadian study has found a possible link between medications used to treat anxiety or insomnia and an increased risk of death.
不安や不眠の治療薬が死亡リスクに関連することが、カナダで行われた12年におよぶ研究から新たにわかった。

The study, published in the September issue of the Canadian Journal of Psychiatry, analyzed Statistics Canada's National Population Health Survey and tracked the use of sedatives and insomnia medications in more than 14,000 Canadians between the ages of 18 and 102.
カナダ精神医学雑誌(Canadian Journal of Psychiatry)九月号で発表されたこの研究は、カナダ国勢健康調査(Canada’s National Population Health Survey)の分析と18歳から102歳までのカナダ人14,000人以上の精神安定剤や不眠症の薬の使用を追跡調査したもの。

Researchers at the Laval University School of Psychology in Quebec discovered a 36 percent increase in mortality rates in participants who used insomnia or anxiety medications at least once a month during the 12-year period.
調査を行ったケベック州のラバル心理学大学(the Laval University School of Psychology)の研究者らは、12年間少なくとも月に一度は不眠や不安の治療薬を使っていた対象者の死亡率は、36パーセント高くなっていることを発見。

"These medications aren't candy, and taking them is far from harmless," said researcher Geneviève Belleville, a professor at Laval University School of Psychology.
「こうした薬はアメ玉とは違い、その服用は無害とは程遠いもの」と、同大学の研究者、ジェネビエブ・ベネビル教授。

Participants reported their monthly use of anxiety medications such as Valium and insomnia medications such as Nytol, while researchers took into account other factors that could influence mortality rates, such as alcohol and tobacco use and physical activity.
飲酒や喫煙など、死亡率に影響するその他の要素も考慮に入れた上で行われたこの研究では、対象者にはバリウムなどの精神安定剤やナイトールなどの不眠薬といった薬剤の、月単位の使用報告があった。

Doctors hypothesize that the medications often affect a patient's alertness, coordination, and judgment, leaving them vulnerable to accidents, falls, and even suicidal thoughts. The drugs could also worsen sleep apnea, or breathing problems during sleep, which could lead to premature death.
こうした薬剤は、注意力、協調運動能力、判断力に影響を及ぼし、そのため事故や転倒を起こしやすくなったり、自殺念慮を起こすのではないかというのが医師たちの考え。さらに睡眠時に呼吸停止または低呼吸になる睡眠時無呼吸を悪化させるために早死につながっているとする。

"Given that cognitive behavioral therapies have shown good results in treating insomnia and anxiety, doctors should systematically discuss such therapies with their patients as an option. Combining a pharmacological approach in the short term with psychological treatment is a promising strategy for reducing anxiety and promoting sleep," said Belleville.
「不眠症や不安症に認知行動療法が良い結果を上げている事を考えれば、医師たちはひとつの選択肢にそうした治療法を加えることを体系的に議論すべきである。短期の薬理学的アプローチと心理療法の併用が、不安を軽減し睡眠を改善する有望な治療戦略である」と、ベネビル教授は語る。


ーーーーー

「お父さん、眠れてる?」

日本では今年も「自殺対策キャンペーン」が始まりました。

向精神薬の「過剰な処方」に注意が向くなど、今年は少し様子が異なるようですが、政府が「早期介入」を目指していることに変わりはありません。

しかし、実はここには精神科医療の大きな落とし穴があります。

「精神科医のバイブル」として知られ、精神科医らが診断の拠り所とする「精神疾患/障害の診断統計マニュアル=DSM」の次期バージョンとなるDSM第五版の編纂が進む中、将来統合失調症を発症するかもしれない人を対象に「前駆期=精神病リスク症候群」を設定し、発病前の段階で抗精神病薬を投与しようというもの。また統合失調症に限らず、うつ病やADHDなど、すべての精神疾患/障害の診断基準を引き下げ、「早期介入」しようというものです。

すでにこうした編纂に加わるタスクフォース・メンバーの多くが製薬企業から資金援助を受けていることが明らかにされる中、この一連の編纂委員の提案に対し、DSMの現バージョン(第四版)編纂タスクフォースの長を務めたFrances氏は、このように警告しています。

(前駆期=精神病リスク症候群という概念は) "the most ill-conceived and potentially harmful(最も付焼刃的なひどい発想で、害となる可能性が高い)" "DSM-Vに入れようと提案されている議事の中でも疑う余地なく一番無謀な提案は、すでに公式に認められている重症疾患の軽度なものを、閾値下でも取り込めるように多くのカテゴリ-を新たに加えようというものである。このDSM-V のために世界中に"誤診"が溢れ、予期せぬ悲惨な結果となりうる可能性があることを、DSM-Vのタスクフォースはしっかりと配慮していない。もしそうなれば、帝国的薬剤処方の大量販売が日常となって精神疾患が矮小化され、その結果不必要な薬剤治療が氾濫する。製薬業界には大鉱脈だろうが、ただしそれはDSM-Vの異様なまでに拡大された網にひっかかり、新たに誤診される患者に強いられる多大な犠牲と引きかえなのだ"
PsychiatricTimes

先日のロイターは、上記の記事中にもある睡眠改善薬「ナイトール」を製造するグラクソ・スミスクライン株式会社は、新CFOとしてゴールドマンサックス役員の採用を報じています。
"Glaxo hires Goldman Sachs banker as new CFO"

すでに統合失調症の誤診率は90パーセントを超えるとする報告すらあります。

こうした石油・金融資本の支配下にあるのが日本の政府であり医療であることを考えれば、このような精神科医療の主導による「早期介入」が続く限り、「不必要な薬剤治療が氾濫し、製薬業界には大鉱脈だろうが、新たに誤診される患者が巷に溢れる」のは当然の結果であり、精神医療がその薬剤によって自殺を促しているとも言えるでしょう。
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