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児童保護:国に奪われる子供たち

Teregraph30Oct2010

Teregraph,co.uk (イギリス)

Child protection: MPs must act on the scandal of seized children

Britain's child protection system is off the rails, and only the politicians who built it can fix it, says Christopher Booker

≪全訳≫

児童保護:国に奪われる子供たち‐国会議員はこのスキャンダルに取り組むべき (イギリス)

イギリスの児童保護システムは脱線している、が、それを修正できるのはこのシステムを作った政治家しかいない-クリストファー・ブッカー氏。

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先週、イギリスのソーシャルワカーはまたしても敗北を喫した。ティム・ロートン子ども大臣の命を受け、Baby P (訳者注:虐待死した児童の姓名・身元を隠すためにこう呼ばれる) の悲劇に関する2件の痛ましい事件のレビューが全面開示された。それによると、追及されたのはハリンゲーのソーシャルワーカーだけではなく、警察や医療関係者もやり玉に挙げられていた。ヨークシャーでの同様の2件のケースは、ソーシャルワーカーからの圧力で今でも公表されていない。一方、教育基準局(オフステッド=OFSTED)の報告では、ソーシャルワーカによる介入がうまく行われなかったために、去年1年間で119人の子供が死亡もしくは傷害を受けたとしている。

しかし憂慮すべきもうひとつのスキャンダルが、世間の目からその大部分が隠されて存在し、そこには児童保護制度のまったく逆の破綻がある。実は年間数千人にも及ぶ子供たちが、正当な理由もなく温かい家庭から引き離されてしまっているのである。

ここ数ヵ月、私はこうしたケースを何十件も追跡調査し、さらには「ジャスティス・フォー・ファミリー・キャンペーン (Justice for Families campaign=「家庭正義を守る運動」)を展開するJohn Hemming議員や、強制養子縁組のホームページを通して何百もの家族を援助してるIan Josephs元議員らからも数多くのケースについて話を聞いたが、一貫して見えてくるは驚くべき一つの事実である。以下のケースは決して例外的なものではなく、身も凍るほど脱線してしまったシステムの典型的な運用例である。

このシステムに抵触したとされる両親が最初に受ける衝撃は、実はそのほとんどの場合は悪意に満ちた伝聞以外の証拠らしき証拠もなままに、気が付くと自分たちが凶悪犯罪人扱いされていることだ。警察による無条件の支援を保障されているソーシャルワーカーからの要請を受け、無線で駆け付けた7,8人の警察官がドアをけ破り、母親の胸から赤ん坊を引き離す。両親は最長36時間まで拘留されるが、その間、赤ん坊は児童養護施設に移されることになる。

かくして両親は自分たちに仕掛けられたカフカの小説のような不条理との格闘が始まる。審議では、イギリスの正義で正常とされるあらゆる原理が自分たちの前に立ちはだかっていることを親たちは知ることになる。証拠書類がソーシャルワーカーから判事に提出されていることもあるが、親にはそれを閲覧することは許されていない。

いかに理不尽な伝聞証拠であっても、それに対する親側の反論は許されないまま証拠として採用されてしまうこともある。「専門家」と称される精神科医や小児科医が提出する証拠は大きな意味を持つが、彼らはそうした報告書の作成費として3万5千ポンドを受け取り、また関係するソーシャルワーカーからは日常の仕事も請け負っている間柄だ。一方、親の側は、自分達に向けられた容疑に対する法廷闘争のために独自の専門家を呼ぶことが禁じられている。親は、普段は日常的に審議会の仕事をしている弁護士に代弁を依頼するように圧力をかけられることが大半であり、そうした弁護士が代わって事情を説明してくれるわけもなく、結局は弁護士とはいえ同じシステムに組み入れられた一部であるこということになる。

自分のために証言することも許されず、何時間、時には何日もの間、他人が言うことだけ-自分の弁護士も含めて―を聞かされた挙句、最終的には起訴されることになる。一度も子供に会ったことのない人物が子供の利益を守る後見人として任命され、ソーシャルワーカーの言うがままのことを裏書きするだけということもある。

こうした異様な訴訟手続きであっても、それが腐敗したシステムの利益のために存在することを考えれば決して驚くにはあたらず、ソーシャルワーカーがケア命令(care order)の申請をした7,340例のうち、受け付けられなかったのはわずかに20例であったことを手元の統計(2008年度)も示している。

一方、子供を託された児童養護施設などは、一人当たり週に400ポンド、あるいは年間2万ポンドを受け取るが、そうした施設の子供たちの多くは極度につらい思いをしたり、虐待を受けることもしばしばである。里親施設の職員とソーシャルワーカーは団結して、混乱した子供たちに、親はあなたを愛していないだとか、もう戻ってきて欲しくないのだと口を揃えて言い聞かせる。親と子供が面会する「コンタクト・セッション」は厳しい監視の下で行われ、少しでも愛情表現をしたり、どうして家族から引き離されることになったのかという話を持ち出すと、そこに待っているのはセッションの即時中止、あるいはその後一切セッションの機会すら設けられないという罰則である。

国民の金を使って行われるこうしたシステムが、実はいくつもの機関によって運営される巨大な養育福祉産業を支えることが目的になってしまっており、その多くは元ソーシャルワーカーが経営するもので、ここでも子供一人につき年間2万ポンドが支払われる。もちろん良心的で信頼できる里親も大勢いるが、こうしたケアを受ける子供たちは、生みの親と一緒に暮らす子供たちに比べて、健康や学業、その他多くの点においてかなり劣っている事を示す統計もある。

システムのもう一つの目的は、ブレア元首相が10年前に私的な取り組みとして掲げたイギリスでの養子縁組を40パーセント増加させようという目標に合わせ、でるだけ多くの子供を養子縁組 (斡旋費用、一人当たり3万6千ポンド) させることにある。審議会は今でもこの養子縁組の目標達成のために年間数百万ポンドを受け取っている。

しかし実際上、このシステムは分厚い秘密のカーテンに隠されているため、こうしたことは一切表には出てこない。子供の利益を守り、身元を隠すためというのが表向きの理由であるが、システムそのものの存在を守ることが事実上の目的となってしまっており、システムから甘い汁を吸う人間を守る事態にまで秘密主義が拡大されてしまっている。

親たちは自分たちが被った不当な扱いをメディア上で語ることも議員に訴えることも禁じられている。私が、個人が特定できずどこの審議会であるかも特定できないような内容で記事を書いても、書くこと自体を一切止めさせようと、ここ最近の数ヶ月だけでもいくつかの審議会は何度か法的手段に訴えてきた。どのような扱いを受けたかを私や他の人間に口外すれば法廷侮辱罪親で刑務所行きだと脅された親の例も複数ある。

非常にまれなことではあるが、判事や上級弁護士が組織に逆らって国家権力の濫用に非難の声を上げることもあり、最近では控訴院の判事が審議会のソーシャルワーカーの行為を"スターリン時代のロシア、あるいは毛沢東の中国だ"と例えている。しかし一般的には、この無慈悲で不正な利権の蔓延ったシステムが見えないところで幅を利かせ、誰にもその説明責任を果たすことはない。

それを根本的に改革できるのは、1989年の児童法に基づいてこのシステムを立ち上げたそもそもの人物、つまり政治家しかいない。しかし一人、二人の際立った例外 (特にJohn Hemming 氏) を除き、彼らはすでに国会が創りだしたフランケンシュタインの怪物から逃げ出してしまっている。今日、イギリスのあまりに理不尽極まりないスキャンダルに終止符を打とうとする運動に立ち上がったHemming 氏や大変な虐待を受けた家族の支援は、今や政治家に委ねられているのだ。

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NOTE

2007年8月、ロンドン北部において17ヵ月の男児が虐待のため背骨と肋骨が折れ、全身にあざ、血だらの状態で死亡。法的理由により、『Baby P』としてメディアに取り上げられ、小児医療・ケアに対する軽視が生み出したものだとマスコミが煽る。

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日本の福祉、医療関係者に引き合いに出されることの多いイギリスの早期介入制度

※ 要保護児童の処遇に係る行政機関及び司法機関の役割
※ 早期精神症ユニット

『利権構造で日本は滅びる』
そう語ったのは、石井紘基 衆議院議員でした。



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